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父 ページ6
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今日一日で疲れた。
私はお兄ちゃんと違って定時制で夜が学校に行く。
お兄ちゃんの仕事の終わりと変わらない時間。
今学校が終わり家に着いたところ。
最近はお兄ちゃん寮に入っちゃって寂しいな。
それでもお兄ちゃんはおばあちゃんのお家だから会うことないけど。
今日はママがお仕事遅いって言ってたな。
？「ただいま帰りました。」
「…ぱぱ、おかえり。」
誠矢「おや、Aが先にお家に帰ってたのですね。」
「今着いた。」
誠矢「ほっちゃんへのお届けありがとうございます。」
よしよしと撫でて微笑んでる。
やっぱりパパもお兄ちゃんそっくりだ。
誠矢「…おや、どうしました？」
「ぇ？」
誠矢「A、ほっちゃんに会って寂しくなりました？」
「…うん」
パパにはなんでも分かるんだな。
次、お兄ちゃんが帰ってくるのはいつだろう。
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作者名：ちゆた | 作成日時：2021年7月18日 15時
