442「夢へのお誘い」 ページ7
ー 応接 ー
(華)「せっかくのお紅茶、冷めちゃうし飲みましょうか…。」
華さんは、自分の隣へと…私を座るように言う。
、、
私は、言われた通りに華さんの隣へと まごまごと行き、
腰掛けようとすると…
パラっ…、、
…、、
さっき玉森さんから受け取ったばかりの絵画教室の講師証が、ポケットから落ちた。
…、、
それを拾い上げる華さん…。
(華)「そうよね、絵画教室で講師さんっ、されてるんだもんね…」
講師証をまじまじと見つめられ…
(華)「何で、ここでバイトしてるの？？」
A「／／あっ、えっ、、
えっと、、
情けない話しですが…'''''、、
この講師の仕事だけでは生活が難しく、、。
こちらで、、バイトをしてまして…、、
お世話になっています'''''、、、」
私は、苦しい胸の内を話すと…
(華)「もしよかったら、NYで一緒に働かない？」
A「？？へっ？？」
今、何て…、、？？
？？
NYって聞こえた？ような…、、、
、、、、
あまりにも、サラっと仰られたけど…、、
、、
空耳か？'''''、、
…………
(華)「私も、そうだったの。駆け出しの頃は。
大好きな画の仕事をしたい、
／だけど、現実は…、
生活していく為には、バイト…いくつもしてたわ。」
今のキラキラな華さんからは想像もできない意外な過去に、私は息を呑みながら耳を傾けた。
…
(華)「Aさんは、私の若い頃と違って、才能あるわ。
このショコラも、美しくて…、高級な化粧品を思わせるし、食べるのが勿体無いぐらい。
女性のハートを掴んで離さないって感じで。
だから、もっと勉強したらいいと思うわよ。
NYにある私の事務所だったら、デザインについても深められるし、
日本で生活するようなバイト三昧の煩わしい事からも解放されて、デザインにも画にも集中できる環境が整ってるから。」
A「／／／」
／／えっ…、、これって現実なの…、、？？／／
／／…
／／こんな夢のようなお話し、、、
嘘みたい…／／
／／…
…………
目が覚めれば何もかも煙になってしまうのでは無いかというような心持ちだった。
だけど、これを断わる路は無い。
こんな 棚からぼたもちは…、、
これからの人生でも滅多に無い大チャンス、
まさに転機！！
…
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りんこ(プロフ) - Sayakaさん» お返事が遅くなってしまい、ごめんなさい。続編のリクエストまで本当にありがとうございます。長編になりましたが最後までお付き合いくださり感謝致します (2022年1月26日 1時) (
レス) id: 3cd5f55fb4 (このIDを非表示/違反報告)
りんこ(プロフ) - なっちゃんさん» お返事が遅くなって、ごめんなさい。長編になってしまい、申し訳なかったです。最後までお付き合いくださり、ありがとうございました (2022年1月26日 1時) (レス) id: 3cd5f55fb4 (このIDを非表示/違反報告)
りんこ(プロフ) - えみさん» お返事が遅くなって、ごめんなさい。読んでくださり、ありがとうございます。ご感想、すごく嬉しいです。 (2022年1月26日 1時) (レス) id: 3cd5f55fb4 (このIDを非表示/違反報告)
えみ - ぱっと目に留まり読ませていただきました。最後の方は涙涙で(´；ω；｀)玉ちゃんの気持ちでギューッと心がなったりして本当にいい作品でした。素敵な作品をありがとうございました! (2022年1月23日 23時) (レス) @page32 id: 511c9a6da6 (このIDを非表示/違反報告)
Sayaka(プロフ) - 完結おめでとうございます☆いつも楽しく読ませていただきました！その後どうなっていくのか、続編があったらいいなって思いました。 (2021年12月21日 8時) (レス) @page32 id: e318d7216e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんこ | 作成日時：2021年10月16日 11時
