1%の恋〔9〕 (ページ12)

今日:6 hit、昨日:12 hit、合計:54,196 hit

397「向けられた怒り、不快、冷酷」ユイside ページ12

ユイside

これじゃ、交換条件じゃないじゃんねーーww

どっちも！じゃんね〜〜ww

あはは〜ww

超〜自己中な私ww

ww

でも、いいよねっ、

減るもんじゃないし。

藤ヶ谷さん、優しいし、

それに私、同じ中学の後輩だし、

どーせ何しても怒ってこないだろうしー。

それどころか、

もっーと、甘えさせてくれちゃうかもっ！！

…

私は、藤ヶ谷さんの反応を楽しみながら深いキスをも落としていく…。

あのキスマ○藤ヶ谷さんとキスをしているという自分に酔いしれながら。

…

／その瞬間…／

(ユイ)「／／きゃっ、、、」

その場に押し倒された。

……、、、

／えっ…、これって…、、

まさか、、スイッチ入っちゃった感じ、、、？？、、、

／、、、

調子に乗って自分から深いキスを絡ましておいてなんだけど、、、

ワンナイトする勇気は…、、

／無い、、。

脱ぐのも…、

するのも…、

…そこまでの自信と勇気は無い、、。

……、、

と、いうか……、、

藤ヶ谷さんがワンナイトに持ち込んでくるなんて思いも寄らなかった…、、。

中学の先輩と後輩って関係は崩れないものだと思ってた…、、。

〝もう〜ユイは〜、ダメだろう〜〟とか言って、

甘やかしてくれて、

止めてくれて、、

頭ポンポンしてくれて……

とか、、勝手に想像してた、、。

でも、、、、。

……………

………

私は、怖気付いたまま藤ヶ谷さんを見上げた。

すると、

そこには…、私への興奮とは無縁の表情があった。

怒り、不快、、

…そう顔に描いてあるようだった。

…

(藤ヶ谷)「俺たち、友達じゃん。

キスしてくるとか、おかしくない？」

藤ヶ谷さんは、完全に怒ってた…。

私は、さらなる勘違い、、

いや、だいぶ勘違いしていたようで……、、

藤ヶ谷さんはワンナイトしたいなんて微塵も思っていなかった。

それどころか、すごく冷酷な目を私に目を向けてくる。

、、、

(ユイ)「ごめんなさい、、

調子に乗りすぎて…、、。」

私…、藤ヶ谷さんのことを完全にナメきっていた。

告白が上手くいかない八つ当たりもあって、、

かまって欲しくて、、

ワガママを言いたくて、、

、、、

ちょっとした遊び心で、、

イタズラ心で、、

キスして…。

、、、

どーせ、怒らないだろーって甘くみて、、。

だけど…、

藤ヶ谷さん…、

相当イラついてた…、、。