158「飛んできた鋭いナイフ」玉森side ページ8
玉森side
おそらく、青年が店で購入した際に�爛�フト用で！�瓩函∧饒�オーダーしたのだろう…。
そして、これらを身につけてもらって一緒に登山！というつもりだったんだろうけど…、、
そうはさせないし、1ミリの期待さえも持ってもらいたくなくて、
すぐに返したくて今日は呼び出した。
…
(玉森)「Aから話しを聞きました。
二人で一緒に登るって話しも…。」
(帆高)「……。」
(玉森)「山へは…、僕が、Aと一緒に登るって、決めたので…、
必要な物は僕が Aに揃えるので…。
だから、これは…」
俺は、テーブルの上を滑らすように青年が座る真ん前まで紙袋を持っていき差し返した。
だけど、青年は表情一つ変えずに その紙袋を凝視しているだけ。
……、、
なんだ？コイツ…、、。
なんか言えよな。
、、、
……
…
♪♪…
その沈黙を破るかのように Aのスマホが鳴った。
A「ごめんなさい、、バイト先から電話で、、、」
(玉森)「うん、電話、出てきなよっ。」
A「うん、、」
Aは、いそいそと個室を後にした。
………
…
(玉森)「……、、」
…そんな俺は、この青年と二人きり。
普通に人見知りが発動しそうになるんですけどー、、'''
、、'''
……
…
…俯向く俺に、黙りこくっていた青年が口を開いた。
(帆高)「…あの…、テレビに出てる人ですよね…？」
(玉森)「／えっ…、あっ、まぁ…。」
二人になった途端、いきなり この質問かよ！って感じで、
気まずくて消極的にしか答えられずにいると…
(帆高)「そんな方が、Aに何の用ですか？」
(玉森)「えっ…」
口調こそは淡々と…だけど、言ってくる事は鋭いナイフのようで、俺は息を飲んだ。
……、、
………
(帆高)「Aとは…、どういうつもりでか？」
(玉森)「、、ど、どういうって…、、、」
(帆高)「要するに、Aのことは芸能人の遊び！ってやつですよね？
違いますか？」
(玉森)「えっ、、。」
(帆高)「／別に…、Aじゃなくても…、、、、、。
、、、。
アナタ…かなりモテるんでしょ？」
(玉森)「、、、」
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作者名：りんこ | 作成日時：2022年12月3日 2時
