165「悪い予感的中」玉森side ページ15
玉森side
(藤ヶ谷)「玉…、あのね…、、」
静まり返った車内、
ハンドル片手にガヤが落ち着いたトーンで話し始めた。
……、、、
……
その話しによると…、、
どうやら Aにかかってきたバイト先からの電話は、1、2分程ですぐに終わったらしく、
その後、
Aは俺らがいた部屋に戻ったそうで中に入ろうとした時に…、、
俺と青年とのやり取りを…、、
聞いてしまったらしい。
まさに、
俺の悪い予感的中だった、、。
……、、
あそこのカフェ、個室といっても薄いカーテンで仕切られている空間という方が相応しかったから、
きっと丸聞こえだったんだと思う。
まぁ、Aにしてみれば、かわいいレースカーテンなんだろうけど…。
……、、、
………
…聞いてしまった Aは、店の外に一度出たらしく…。
きっと、動揺して…、、店外へ飛び出して行ったんだと思う…、、。
居ても立っても居られない思いで、、。
…
そこへ、ガヤとしおりが偶然にも車で通りがかり…。
……、、
どうやら助手席に座るしおりが Aを発見してくれたらしい。
その時のAは、涙をポロポロ流しながら手で胸をぎゅっと掴むようにしていたらしく…、、。
……、、
………………
(藤ヶ谷)「さっきは、少し過呼吸気味だったけど、どう？
落ち着いた？」
ミラー越しに Aに話しかけるガヤ。
A「すみません…。
落ち着きました…。
……、、。」
(藤ヶ谷)「もう今は苦しくない？」
A「はい……。」
えっ…、、A、、、、
過呼吸って…、、
／まじかよ、、、
、、、、…
／あぁーぁ、俺が根掘り葉掘り…あの青年に質問したからだな、、、。
それで青年から返ってきた返答が、、
あれだもんなー、、、。
はぁ……ぁ、、過呼吸になるの無理無し、、。
……………
……
その後、Aは、少し落ち着いてから、再び俺と青年がいた部屋に戻ったらしく、、。
ガヤに�牋貪戞∈太覆鵬拱�取りに戻って、帰って来ちゃいな！��
�爐海海蚤圓辰討討△欧襪�ら��
と…促されたらしく、、。
……、、、
それが最後のあの場面の事で、、、、。
、、、、、、
…………
……
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作者名：りんこ | 作成日時：2022年12月3日 2時
