16「分厚い壁に萌え燃え」玉森side ページ16
玉森side
(玉森)「おじゃましまーす！」
Aちゃんの家。
仕事が終わり、直行した。
昨夜一緒に過ごしたのに、今日も顔が見たくて。
……
A「あの、、うち…、普通のアイスコーヒーしか無いんですけど…、、
それでも大丈夫ですか？」
(玉森)「うんっ。
って、普通じゃないのもあるのww？？(笑)」
A「だから…その…、、」
なんだかモゴモゴ言いながらだけど、アイスコーヒーを淹れてくれて…
リビングのソファーに昨夜同様 並びで座った。
(玉森)「ありがとうねっ。」
そう…グラスを口にすれば、
A「実は、それ…、、…すぐそこのスーパーのsaleで買った安いコーヒー豆なんです、、。
…、、大丈夫、、ですか？！
…無理してませんか？！
、、飲めますか？！」
(玉森)「？？」
Aちゃんは、昨夜と様子が違って、まるで珍しい物でも見るかのように…、いや、腫れ物にでも触るかのように…ジロジロ 俺を見てくる。
……、、
(玉森)「えっ？！なに？どうした？」
目を合わせに顔を覗き込むと…
A「別に…。」
すぐに逸らされ、
むしろ背けられ。
それは、昨夜の拒否り様を上回る分厚い壁を俺との間に構えているようにも見えた。
………
(玉森)「�猜未豊瓩犬磴覆い犬磧爾鵝�
何かあったでしょ？！」
A「何もありません。
ただ…、、今日は、それを飲んだら帰ってください…。」
淡々と言い放たれ、、。
、、、
………
(玉森)「ヤダ。
帰りたくありません(笑)」
俺…、相手に こういう態度をされると、
萌えてきちゃう&燃えてきちゃう、
もう両方の意味だわ、
意地になってきて…
(玉森)「冷たいねー。
まだ来たばっかなんだけどー。
あっ、今日もまた泊まって行っちゃおうかなー。」
俺は、座っていたソファーの背もたれに そっくり返って見せた。
そんな俺の姿を横目で見てきては、またすぐに目を逸らし…
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作者名：りんこ | 作成日時：2020年8月1日 2時
