真ちゃん愛してるよ ページ33
ちあちゃんの
ふかふかのセミダブルベッドで
ちあちゃんの甘い香りに
包まれていたからなのか、
しっかり熟睡出来た。
千「ご飯、食べてから帰る?」
『ううん。
真ちゃんは、今日は出勤だし
帰って洗濯物とかするから良い!』
千「そっか。あ〜、寂しい。
もし真司郎と上手く話せなかったら
すぐに来てね!
実彩子の所じゃなくて私の所に!!」
『ふふっ。ありがとう♪
でも、大丈夫。ちゃんと話すから。』
私は、本当に人に恵まれて生きてこれた。
私の事を理解してくれる
最高の友達も居る。
大好きな人とも結婚出来た。
真ちゃんが、帰って来たら
きちんと話そう。
もし、私が昨日見た光景が事実で
真ちゃんにとって私が必要無いのなら
静かに去ろう。
そう決心をして、ちあちゃんのお家を
後にした。
ガチャンッ
家に帰れば、ダイニングテーブルの上に
水色のメモ紙…
アレは、真ちゃんのだ。
"昨日のは、ホンマにごめん。
帰ったら、ちゃんと話を聞いて欲しい。
後、ご飯最高に美味かったで。
でも、1人は寂しいな。
ほんなら、行って来ます。真司郎"
水色のメモ紙には、そう書いてあって
シンクを覗けば
洗われた食器が並んでいた。
『真ちゃん…。
食べてくれたんだ…。』
それから、洗濯物を干して
家中のお掃除を済ませた。
まだ15時だから
スーパーに行けば真ちゃんの好きな
抹茶のロールケーキがある筈…
それに、真ちゃんは早番だから
17時頃には帰って来る。
歩きでもその時間には帰って来られる。
そう思い、軽くお化粧をして、
買い物へ出掛けた。
歩いて30分程のスーパーに着けば
ショーウインドウには抹茶ロールケーキが
並んでいた。
『抹茶ロールケーキ3つ下さいっ!』
いつも通り、真ちゃんのを2つと
私のを1つ買ってスーパーを後にした。
暫く歩けば私達のマンションが
見える大通りに着いた。
『あと、ちょっと…』
でも、この日は運が悪かったんだ…。
残り3つの抹茶のロールケーキを
買えたから、運を使い切っちゃったんだ。
違う。
昨日の夜のうちに
真ちゃんときちんと向き合えてたら
こうはならなかったんだ…。
真ちゃん、ごめんね。
こんな私を愛してくれてありがとう。
真ちゃん、世界で一番愛してるよ。
「「「キャー!!!!!!!!」」」
なんでやねん。〜shinjiro side〜→←腫れた目は強さ〜chiaki side〜
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さくさく - 推しは真ちゃんとしゅーちゃんで、好きな曲は恋音と雨空とさよならの前にとLoveです! (2017年10月9日 12時) (レス) id: ac6a81c59c (このIDを非表示/違反報告)
みゆう - 推しは真ちゃんで、好きな曲はLOVERとかです!! (2017年7月4日 20時) (レス) id: 844845a8c8 (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - 直也くんオチのお話お願いします。直也くんオチって少ないので楽しみに待ってます。 (2016年5月18日 20時) (レス) id: 60b38fad86 (このIDを非表示/違反報告)
tiko(プロフ) - もぐもぐさん» 番外編でも栄ちゃん描きたいなと思ってます(*´ω`*)新作、Loveもよろしくお願いします(¨ *)(.. *) (2016年2月22日 16時) (レス) id: 8b0ed6924d (このIDを非表示/違反報告)
もぐもぐ - 今読み終わりましたー!真ちゃんがかっこよすぎて(笑)栄ちゃんかわいいっ!作品完成お疲れ様です♪番外編!ニヤニヤしながら待ってまーす(笑) (2016年2月21日 23時) (レス) id: 0fa6fb9291 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:tiko | 作成日時:2016年2月14日 3時