検索窓
今日:31 hit、昨日:5 hit、合計:501,324 hit

私の肩に咲く一輪の紅い花 ページ15

真ちゃんから話を聞いた
私は唖然…


『もうお酒飲まない…』

真「その方がええと思うで。」

『うん、そんなの恥ずかしいよ。
どうしよ…にっしー覚えてるかな。』

真「さあ、どうやろうな?
とりあえず風呂入ろうや。溜めたから。」

『あ、うん。ありがとう。入ってくるね』


私はリビングを後にして浴室に向かった。

何故か着いて来た真ちゃん。


『ん?どうしたの?先に入る?』


私がそう言えばクイッと引っ張られて
視界が反転した。


か…壁ドン…


逃げられない様に私の右手は頭の上で
壁に抑えつけられて、
私の脚の間に真ちゃんの脚がある。


『な…何?』

真「酒のせいとは言え許さへんで?」



そう言った真ちゃんは、少し乱暴に
キスをしてきた


『んっ…ちょっ…待って…っ』

真「待たへん」


真ちゃんは私の腕をひいて
浴室に入った。

キュッとシャワーを出すと
服を着たままの私に頭からシャワーをかけた


『ちょっと!服濡れるっ!』

真「洗浄や。
その服を着てAは
抱き着いとったんやから。」


そう言うと濡れた服を脱がされ
真ちゃんもトップスを脱いだ。

上裸に、スキニー姿の真ちゃんは、
髪の毛から水滴が垂れてて、
やたら官能的…


真「西島に好きとか言うなや…」

『やきもち…?』

真「昔から言っとるやろ?
俺は案外嫉妬深いんやって…」


抱き締めてる腕の力とは裏腹に
弱った声で言った真ちゃん。

本当にやきもち妬いてたんだ…


『私は真ちゃんの事が大好きだよ?』ちゅっ


そう言って私は背伸びをして
真ちゃんにキスをした。


真「それはアカンやろ。耐えられへんくなる」


真ちゃんは、"お湯に浸かっとき"と
言うと脱衣所に行き
裸になって戻って来た。


真「おいで。洗ったる。」

『自分で洗うから大丈夫だよっ///』

真「今すぐココで鳴かされるのと
どっちがええ?」

『わ…分かったからっ///』


ほぼ、脅しだよね…笑

でも真ちゃんは、本当に変な事はせずに
ただ優しく洗ってくれただけだった。


体も流し終わると後ろから私の肩に
顔を埋めた。


真「金輪際、男の前で酒は禁止な。」


私が頷くと、肩にチクッと痛みが走った…


真「俺だけのAや。」


肩には一輪の紅い花…

その濃さは真ちゃんの嫉妬の濃さ。

問題児2人の起こし方→←生き地獄〜shinjiro side〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (118 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
462人がお気に入り
設定タグ:AAA , 與真司郎 , US
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

さくさく - 推しは真ちゃんとしゅーちゃんで、好きな曲は恋音と雨空とさよならの前にとLoveです! (2017年10月9日 12時) (レス) id: ac6a81c59c (このIDを非表示/違反報告)
みゆう - 推しは真ちゃんで、好きな曲はLOVERとかです!! (2017年7月4日 20時) (レス) id: 844845a8c8 (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - 直也くんオチのお話お願いします。直也くんオチって少ないので楽しみに待ってます。 (2016年5月18日 20時) (レス) id: 60b38fad86 (このIDを非表示/違反報告)
tiko(プロフ) - もぐもぐさん» 番外編でも栄ちゃん描きたいなと思ってます(*´ω`*)新作、Loveもよろしくお願いします(¨ *)(.. *) (2016年2月22日 16時) (レス) id: 8b0ed6924d (このIDを非表示/違反報告)
もぐもぐ - 今読み終わりましたー!真ちゃんがかっこよすぎて(笑)栄ちゃんかわいいっ!作品完成お疲れ様です♪番外編!ニヤニヤしながら待ってまーす(笑) (2016年2月21日 23時) (レス) id: 0fa6fb9291 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:tiko | 作成日時:2016年2月14日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。