與の憂鬱と不機嫌な彼女

Episode23 ページ25

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真「後で迎えに来るな。」


『ん。』









真司郎は、寝起きのボサボサの髪の毛で
自分の家に帰って行った。









私も学校の準備をして朝ご飯を食べてると…









父「あ、コレお土産。
みんなで考えたんだぞ？」


『ありがと。』









渡された袋を開けると、
"精力剤"と書かれた瓶が入っていた…。









『いらないわよっ！！！！』


母「もう高校生にもなったのに
2人共そういう事してないんでしょ？」


父「今夜は熱い一夜になるぞ♪」


『娘にこんなモノ渡すなんて
頭可笑しいんじゃないの？』









キレ気味に、そう言うと開いたリビングの扉。









真「なあ、
親父達変なもん買って来たんやけど？」


『もしかして…』


真「『精力剤』」


『やっぱり。』


真「え？Aもなん？」









驚いている真司郎に
例の精力剤の瓶を見せた。









真「俺もそれやった。」


『私達の親、頭大丈夫なのかな。』


真「大丈夫やあらへんな。笑」


『これは、お父さん達が飲んでよ。』


父「そんなもん無くても俺等はラブラブだ。」


母「毎日熱い夜を過ごしてるもの。」


『放っとこ。』









馬鹿な親は放っといて
私と真司郎は家を後にした。









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