～Secret Shared house ～【合作】 (ページ32)

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32話♪ ページ32

～暁月奏 side～

コン｢のう奏、先程の小さい子もここに住んでおるのか？｣

『住んでいるというか、今日から住むって感じだけどね。』

コン｢そうか...｣

『ここの管理人である星月さんが親代わりなのだそう。』

コン｢あの子も色々大変なことがあるんだのう...｣

そうね...あの子は大変ですよね。親がいないのだから...

でも優しそうな星月さんに拾われてよかったと思います。

そういえば...

『コン、ここに来る時に奥の方で嫌な感じがしたんだけど、何かあったりした？』

コン｢ああ、あれかの。この近くで殺されていた者がいたというやつじゃ。｣

え、なにそれ怖い
近場で殺人って、そりゃ嫌な感じがしたわけね

コン｢あ、もう解決しているから大丈夫じゃよ。｣

『よかった...』

コン｢我の住処を汚したのはいただけないけどの。でも我は神様ではないから、天罰を下すことも出来ないのが辛いのじゃ...｣

『コンが神様になったら私に会うことなんて出来なくなるね。』

コン｢奏に会えないのならこのままでいいのじゃ。｣

あはは...(苦笑)

よし、これで皿洗い終わり。

『コン、皿洗い終わったから次は私の部屋行くよ。』

コン｢わかったのじゃ。｣

コン｢そういえばなぜ知っているのかということじゃが、それは同僚や後輩たちが奏の噂を話していたからじゃよ。｣

え、なにそれ私のプライバシー筒抜け(？)

コン｢プライバシーは筒抜けておらんからそこは大丈夫じゃの。むしろプライバシーダダ漏れはやばいのだ。｣

『まあそうだね。』

◇部屋◇

ｶﾞﾁｬ
『ここが、私の部屋。』

コン｢お主...とりあえず片付けるのじゃ。我も手伝うから、のう？｣

『あー...まあ後ででお願いします()』

コン｢むぅ...｣

『どう、ここに住めそう？あ、片付いてないはなしで。』

コン｢ここなら住めそうじゃな。うむ、我もここに住むぞ！でもその前に片付けてからにしようぞ。｣

『あ、はい。』

えーと今は8時くらいだから...うん、今やっちゃいましょ。
そもそも片付けないと寝られもしないですし...

『さあコン、今から片付けるよ。』

コン｢うむ。頑張るのじゃ。｣

-2時間後-

よし、終えた！片付いた...！！

『コン、片付けお疲れ様！』

コン｢奏もお疲れ様だの。うーむ、我はどこで寝ようか...｣

『私と一緒に寝たらいいじゃない？』

コン｢そうじゃな、我の寝床ができるまで奏と寝ることにするかの。｣

寝床ができるまでと言わずずっと一緒に寝てくれたらいいのにな...