No.7 ページ25
その日の夜 ...
ーーーーーーーーーー
「あきらくんにプレゼントがあるの」
美「え、なんだろう」
そう言って美作あきらに見せたのは離婚届。
「これであきらくんが卒業したら、けっこ……んっ」
美「今までありがとう、楽しかったよ」
この言葉までがお決まり、女を無理やり帰らせて最後。
総「あーあーあーあ、酷いねあきらは」
美「21股とか掛けてるお前よりはマシだろ、なー？Aちゃんってあれ、寝ちゃってんじゃん可愛い〜！」
高塚Aはこの爆音の中、眠っていた。
「えっ、そうなの総二郎？」
総「男と女は一期一会でしょ？
……キメの細かい肌が綺麗に立った抹茶みたいだね」
「ふふっ、なぁにそれ！」
その時、カツカツと靴の音を鳴らしながら入ってくる道明寺司
総「よ」
美「おーす」
司「類は、来てないのか。」
ーーーーーーーーーー
『んぅ……』
僕の記憶では確か、ディスコであきらと総二郎が女の子と遊んでいたはずなのに、いつものあの軽々しい口調は聞こえないしそもそも場所自体、変わっているみたいだ。
美「おっはよ！！Aちゃん！」
あきらは僕の頬に軽くキスを落とす
『あきらとそうじろう、だけじゃない。
………つかさ？』
司「バッカみてぇな顔で相変わらず寝てんじゃねぇよ」
『つかさだ』
司「おいこの俺様を無視してんじゃねぇよ！」
それから司の事は二人に任せて、そしたら急に司は牧野つくしについてと類について話し始めた。
美「ふーんまあ、アイツ潔癖な所あるからな〜」
総「でもさ、れいプは無いでしょ司君」
司「っ、アイツらが勝手にやったんだよ！！！！」
美「何荒れてんだよ」
司「アイツが出ていかないとゲームが終わらない」
総「ムキになんなよ、たかが暇つぶしだろ？」
美「まぁでもいずれ、道明寺財閥を背負って立つのに？あんなちっこい学園一つ完璧に支配出来ないんじゃ、まずいっしょ」
司は鼻で笑った後、キューで皿を割った。
総「……まぁまぁ」
司がだいぶ荒れているのは、もうこのうるさい靴の音で十分伝わってきた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 106人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
トラ吉(プロフ) - flowerさん» ありがとうございます。総二郎ですね！一候補として頑張ってみます。 (2022年1月9日 12時) (
レス) id: 4acc2e7d81 (このIDを非表示/違反報告)
flower(プロフ) - こんにちは！いつも楽しく読ませて貰っています。流れ的には花沢類が書きやすいと思いますが総二郎落ちにして欲しいです！ (2022年1月6日 10時) (レス) id: 8781bf96ce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もりのくまさん | 作成日時：2021年9月23日 9時
