No.3 ページ21
桜「………ありがとうございました」
つ「ううん、別に！」
桜「私、男の人が苦手なんです。それにこの学園の人にはなんかついていけそうにもなくて………」
つ「えっ、もしかして、貴方も庶民？」
桜「はぁ！大変！」
つ「へ？」
桜「カビが！！」
つ「ふりかけ、なんですけど………」
三条さんは首を傾げたまま、私はひとり肩を落とす
つ「やっぱり、お嬢様か…………あ、食べてみる？」
私はおにぎりを一つ差し出す
桜「っ、いただきます」
そう言っておにぎりを手に取り一口
桜「おいしい！」
つ「本当？」
桜「はい！！」
ーーーーーーーーーー
つ「桜子って、綺麗な名前だよねぇ。いいなぁ」
桜「つくしちゃんだって、可愛いじゃないですか！」
つ「どーこがぁ！雑草だよ雑草！なんでおひたしにして食べるような名前つけるかねぇ。」
笑いながら話をして、楽しい時間を過ごしていたのに。
今までは。
ガシャンと食器が何かとぶつかる音、そのぶつかった相手は地上最悪と言っても過言ではない人物。
桜「っ、ごめんなさい………」
司「珍しい歓迎だな」
桜「あ、あの、クリーニング代をお支払い、します」
司「クリーニング代を？なんのジョークだ、そりゃあ」
道明寺はビリビリと自分のシャツを引き裂く
総「まぁまぁ司、こんな可愛い子いじめんなよ。」
美「ん〜惜しい！十年後の君に会いたかったな！
ねぇ、お姉さん居ない？」
司「あーあ、冷たい。肺炎でも起こして死んだらどうするんだよ、日本を支える道明寺財閥の跡取りだぞ。日本の未来をなんだと思ってんだよ。
………なんだと思ってんだって、聞いてんだよ！！！！」
つ「〜〜〜っ、や！！！！！」
私は思わず、叫んだ。
つ「や、めてください…………許してあげて、ください
わざとじゃ、無かったんですから。」
道明寺は一周まわって、私を睨みつけ
F5はその場から立ち去る、ただ一人を抜いて。
桜「あっ、いいですから、私がしますからっ、」
『…………』
目の前で割れたガラスを黙って拾い集めるF5の一人。高塚Aの姿、でもそれに逸早く気づいた花沢類
類「そんなのしなくていい」
高塚Aの持っていたガラスの破片を机に置いて、花沢類は腕を引き一緒に何処かへと行ってしまった。
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トラ吉(プロフ) - flowerさん» ありがとうございます。総二郎ですね！一候補として頑張ってみます。 (2022年1月9日 12時) (
レス) id: 4acc2e7d81 (このIDを非表示/違反報告)
flower(プロフ) - こんにちは！いつも楽しく読ませて貰っています。流れ的には花沢類が書きやすいと思いますが総二郎落ちにして欲しいです！ (2022年1月6日 10時) (レス) id: 8781bf96ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もりのくまさん | 作成日時：2021年9月23日 9時
