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木刀を置き、木にもたれかかる。

鬼殺隊に入るため、自分で決めた課題とはいえ、キツ過ぎた…。

毎朝、3時に起きて走り込み、素振りはキツい…。

こんなメニュー、私が鬼との混血じゃなかったら死ぬよ?


「木霊ちゃん、今日も朝から練習かい?」

「はい、あと一か月なんだから、急がないと」

「すぐに行かなくても、半年待てばいいのに…」


鬼殺隊に入るための最終選別は、半年に一度あるらしい。

一番近いものだと、あと一か月で始まってしまう。


鬼殺隊に入っても、冨岡義勇がすぐに見つかるとは思いにくい。

ならばできるだけ早めに鬼殺隊員になり、奴を探す猶予を持った方がいい。


_


そして一か月がたち、最終選別の日がやってきた。

木刀を持ち、ひささんに向き直る。


「今までありがとうございました」


鬼殺隊員となることができたら、もうこの家にいられない。

冨岡義勇を探すため、出来るだけたくさんの場所を動き回りたいのだ。


「……ご武運を」


それだけ言うと、ひささんは一礼をした。

それに倣って、私も一礼をする。


「必ず、生き残ってみせます」


私は門を出て、さらにもう一度一礼をすると、最終選別が行われる山へ向かった。


_


「うわ…」


山にたどりつくと、人がたくさん集まっている。

全員鬼殺隊に入りたい、と思っている人なのだろうか。

つまりは、鬼はそれほど人間に恨まれているということだ。


息を吸い込むと、藤の匂いが鼻を衝く。

藤の家で藤の匂いについては、かなり免疫を付けた気でいたが、少しずつ気持ち悪くなってきた。


それに、入隊希望者は全員真剣を持っている。

対して私は木刀だ。

ひささんが言うには、日輪刀という武器で頚を斬ると、鬼は殺せるらしい。

木刀の私は圧倒的に不利だが、七日の間生き残ればいいだけなので問題ないはずだ。

鬼の波動を感じ取ったら、即座に逃げればいい。


現れた二人の女の子が、最終選別のルールを説明する。

うん、ひささんに聞いていたこととほとんど同じだ。


さあ、今から最終選別だ。

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千々(プロフ) - かたつむり。(?)さん» 笑笑。コメントありがとー! 最後が爛福辞甓晋里縫タカナ、笑 (1月21日 17時) (レス) id: a6aff5c4e4 (このIDを非表示/違反報告)
かたつむり。(?)(プロフ) - わー、すっごく面白いナー!続きが気になるナー!頑張って下さいナー!笑笑 (1月19日 21時) (レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千々 | 作成日時:2020年1月19日 15時

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