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二章_鬼殺隊 ページ13

日輪刀に編み上げ傘、その他いくつか必要なものを持って、門前に立つ。

ひささんが見送りのためにきてくれた。


「じゃあ、行ってきますね。・・・今までありがとうございました」

「・・・・・・。いつでも、帰ってきていいんだからね」


ひささんが、そう声をかけてくれる。

だが、私は父さんの仇を討つために人里に降りてきたのだ。

一番重要な目的を忘れちゃあいけない。

でも、それでも。


「ひささんと会えて良かったです」


大切な人を守る、そんな目的を持ってもいいだろう。


_


「カァァ! 指令、指令ダ! ココカラ北東、鬼ガ街一ツを支配シテイル! 倒セ!」


早速入ってきた指令にげんなりする。


「街一つって・・・。最初なのに、規模が大きすぎない?」

「ツベコベ言ウナ!」

「はいはい」

「ハイ、ハ一回!」

「おまえは私の管理係か!」


はいは一回、だなんて鎹鴉が口出しすることでは無いだろう。

鎹鴉って、指令を伝えるためにいるだけだよね?


_


「わ。でっかい街」


一見平和そうだ。

この街を、鬼が支配しているなんて考えにくいけど。


どっちにしろ鬼は夜行性だし、私も夜の方が体が楽だ。

夜になるまで、街をブラブラするか。


「あ、おじさん。饅頭一つください。栗が入っているやつ」

「おう! 代金はそこに置いといてくれ」

「はーい」


おじさんから栗饅頭を一つ買って、道路の端っこに座る。

日輪刀は隠しているし、黒の隊服だから目立たないだろう。

・・・と思ったら。


「あ、あの!」


誰かに声をかけられた。

ん? どこか聞き覚えのある声に波動・・・・・・。


「鬼殺隊の方ですか? 俺、ここで合同任務するように言われた晃というものなんですけど・・・」

「え、晃!?」

「え? その声・・・」


栗饅頭をほおばっていた顔を上げる。

そこには、私と同じく最終選別に受かった晃がいた。


「合同任務をするのって、木霊だったのか? 俺、てっきり階級が上の人が来るもんだと・・・」

「え、まずこれって合同任務だったの?」


私はそんなこと言われてないんだけどな。

きちんと指令を伝えなかった、鎹鴉を探す。

けれど、いない。

あいつ・・・。逃げやがった・・・!


「とりあえず、夜になるまで待とうぜ! 俺、ここの地理には詳しいんだ。甘味処行くか?」

「待って、栗饅頭食べ終わってから・・・」


どうやら、この街には甘いものがたくさんあるようです。

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千々(プロフ) - かたつむり。(?)さん» 笑笑。コメントありがとー! 最後が爛福辞甓晋里縫タカナ、笑 (1月21日 17時) (レス) id: a6aff5c4e4 (このIDを非表示/違反報告)
かたつむり。(?)(プロフ) - わー、すっごく面白いナー!続きが気になるナー!頑張って下さいナー!笑笑 (1月19日 21時) (レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千々 | 作成日時:2020年1月19日 15時

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