雪の降る日に3

亀裂 ページ5

深澤side
仕事現場でみるAは聞いてなければ普通にしかみえない

それがある日亀裂を生んだ


今日は照がみんなに振り入れをする日


岩「Aなんかキレがない感じ もうちょい気合いれて」

雪「すんません」



岩「おいA本気でやれって」

雪「ごめん本気のつもり」


ダンスに定評があったAが珍しく照に怒られてる

照もできるのにやらないAがもどかしいんだと思う


岩「あぁーもう今日やめ また明日」

向「照兄おこらしたな」

雪「みんなごめん」

宮「A疲れてんの？なんか俺からみてもキレたりない」

佐「よーし佐久間が個人レッスンしてやる」

雪「ありがと…でも今日は帰らして…」


直接聞き出せないけどみんなもAの異変を感じとっていた



岩「今日は死ぬ気でやれよ」

雪「…死ぬよ もうすぐ」

岩「は？」


照の釘刺しに思わぬ返答があった


雪「死ぬの 死にそうだからうまく踊れん 前みたいに思うように動いてくれん」

岩「は？」

雪「照…そうゆうことだから…」

岩「ふっか知ってんの？」

雪「ごめん Aに口止めされてた」

岩「俺らメンバーじゃねぇのかよ」

雪「ふっかさんは悪くない… ふっかさんもひーくんもごめん…」


Aは出て行ってしまった

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