チート少女、色々な高校に愛される。

2話 ページ3

さて、受付に来た…が。
ひっろ、いやひっろ。迷いまくるよヲレ☆

今日は早帰りだけど、寮だし、
残って学校探索でもしようかな〜。

｢あのこキレー｣

｢俺落としてこよっかな‪w｣

｢すっごい白髪だぁ…綺麗だなぁ…｣

ザワザワしてんなぁ…
そりゃそっか。まぁ




入学式。だし。

御手洗に行ってからクラスに行こうと思ったら、
なんとびっくりあっという間に廊下から

｢整列しろー。｣
って(恐らく)先生の声が。

やっべぇぞってなって慌てて教室にバッグを
投げ…………………置いて。
廊下に整列。

席すら見てねぇ^^;




ネクタイを真っ直ぐにして、姿勢をただして校長の話を聞く。

なっがい


いやなっがい。


やっと終わったと思い教室に来たら
なーんと残念。

ほぼグループが出来ている。

こういう時の皆のコミュ力恐ろしいよね。




別にいっか。どうせ
________-友達-____だし。




｢あ、あのさ｣

1人の男子が声を掛けてきた。

『なに？』と微笑みながら聞き返すと、

彼はニヤニヤしながら

｢俺割とさっき一目惚れっぽいのしちゃってさ‪w
入学式の時にずっと見てたんだよね‪w‪w

良かったら俺と付き合ってくんね‪w？

俺割りとイイと思うし、君も可愛いし
釣り合うと思うんだよね‪〜

付き合うのが無理だったらオトモダチからで
ぜんっぜんいいからさ‪w

ね？｣


ね？って何だね？って。

『お断りします。』

｢えぇ〜いいじゃ〜ん‪w

俺結構かっこよくね？｣

『そんなに自分に自信があるのなら
そうかもしれないけれど、

釣り合うって何ですか‪()

私はあなたの言葉を借りると、
私とあなたは釣り合ってないと思います。』


周りがｻﾞﾜｻﾞﾜしてくる。


｢なんでよ〜‪w釣り合ってんじゃん？

俺の友達皆カノジョ持ちでさ〜

君と付き合ったら皆に自慢できるし、

別に良くね？友達からでもいいって言ってるんだし‪w｣

ん〜…ハッキリ言わないとわかんない人かな？
諦め悪いなぁ…

『私が言ってるのは顔の釣り合いじゃなくて〜…


貴方は私の良さを沢山知ってるみたいだけど、

私は貴方の良さは分からないし、
皆無だしむしろ悪いところしか見当たらない

なので釣り合いが取れていない。

ので。お断りさせていただきます。』



｢……ﾁｯじゃあいいよ！クソ女！くそビッチ！｣


口悪いｿﾞ。

──────────

クソ男を出したかったんだぞ。

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