俺のクソ兄貴【黄金の風】【男主】

じゅうなな ページ20

フーゴ｢…っあ"〜〜〜！！すいません、さっきのこと今すぐ忘れてください！｣
フーゴは顔を覆ってそう言った
耳が赤い…照れてるのか？
『ン〜、どうしよっかなァ〜♪』
俺は得意気に笑って見せた
フーゴ｢…あれ？そういえばさっき、僕のこと"フーゴ"って呼んでませんでしたか？｣
『え？…あっ、あああ！！』
さっきのことを思い出して、焦る
『ち、違っ…違うんです！！決してフーゴさんを舐めてる訳じゃあッ…！！』
フーゴ｢…ふふっ｣
『へ？』
俺が急いで弁解していると、フーゴさんは笑い始めた
フーゴ｢フーゴ…フーゴかぁ！っははは！いいですよ、それで。寧ろそっちの方がいいです！｣
今日1番の笑顔で、フーゴさん…フーゴはそう言った
『…じゃ、じゃあ。フーゴ。』
フーゴ｢はいっ、改めてよろしくお願いしますね！｣
なんだか、幸せそうに見えた。



フーゴ｢あれ、そういえば麻薬の回収は…｣
『げえっ、忘れてたッ！！』



ブチャラティ｢どうしたんだフーゴ、今日はやけに上機嫌じゃあないか。｣
帰ってすぐ、ブチャラティさんがフーゴの異変に気づいた
フーゴ｢ふふ、いいことがあったので！｣
ブチャラティ｢？そうか。｣
ブチャラティさんはよく分かっていないようだったが、無理矢理納得したようだ
ナランチャ｢…｣
兄貴の視線が痛かった。

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