母の温もり 潤side ページ16
旬「おまたせ、荷物もオッケー」
潤「よし、じゃあ行こう。小百合さん、ありがとうございました」
小百合「いいのよ。和也さん、お大事にしてね。心配せずにゆっくり休むのよ？」
和「はい…ありがと、ございました…」
最後にポンポンと和の頭を撫でてくれて、俺たちもお礼を伝えて駐車場に向かった
後部座席で旬に身体を預けて目を閉じていた和は、家に着くころには寝ちゃったようで
旬「軽いな〜瘦せたんじゃない？」
潤「この前まで役作りで減量してたから…元から華奢なのにさ」
ガタイのいい旬に簡単に抱き上げられて、そのまま部屋のベッドまで
さすがにこれだけ動かされると和は目を覚まして、家に帰ってきたことが分かったのかホッと息をついたのが分かった
しんどい中可哀想だけど、簡単に着替えさせて…
潤「食欲はどう？」
和「ん…少し、だけ…」
旬「おお、食べれそう？小百合さんがお粥作ってくれたんだよ。少しだけ食べてみよっか」
どうやら、朝も昼も食べれてないみたいで
高熱とはいっても、さすがにお腹が空いたらしい
小百合さんが作ってくれたお粥はその場にあった材料で作ったとは思えないレベルのもの
魚と野菜が入って、とても美味しそうだ
潤「食べられるだけでいいからね」
旬「俺に凭れて座るか。しんどいもんな」
和「ありがと…」
後ろに回り込んだ旬に身体を預けて座った和は、スプーンを口元に近付けると小さく口を開いてくれた
ゆっくりゆっくり噛んで飲み込んで
和「おいしい…」
嬉しそうに笑顔を見せた
軽くお椀に１杯、時間をかけて食べきることができて
朝病院で処方してもらったという薬も飲ませることができた
潤「薬が効いてきたね。３８度切ったよ」
旬「まだまだ辛いけどね…食べて飲んで、眠れてるからすぐ良くなるといいんだけど…」
潤「旬と小百合さんが同じ現場で助かったよ。ありがとね」
旬「いやいや。倒れる前に気付いてあげられたらよかった」
ごめんなぁ…って呟きながら和の頭を撫でる旬
やっぱりコイツも良い奴だよな
昔から何も変わらない
旬「小百合さんが作ってくれたお粥、上手そうだったなー」
潤「旬も腹減ってるよね？俺なんか作るよ」
旬「まじ！！」
そのつもりで、さっき買い物しておいたんだ
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ワニワニ(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございます！！続き楽しみにしてまーす！ (2月9日 23時) (
レス) @page49 id: 6d7f339107 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん(プロフ) - リクエストお願いします！ニノさんと遊ぼの収録で体調不良と船酔いのダブルパンチで嘔吐してしまうお話がみたいです。 (8月7日 1時) (レス) id: 382f663f30 (このIDを非表示/違反報告)
綾(プロフ) - 風月さんの書くメンタル系のお話はココロがぎゅってなるけど暖かさもあって何度も読んでしまいます。リクエストさせていただきたいのが、嵐が恋しくなって心が壊れていってしまうようなお話を書いていただきたいです。 (8月2日 1時) (レス) @page47 id: 094cd8e787 (このIDを非表示/違反報告)
ちろる - にのさんが鬱病になってしまう話をみたいです。大野さん出てくるとうれしいです。 (2023年4月3日 23時) (レス) @page42 id: 5fa1ab67c7 (このIDを非表示/違反報告)
ワニワニ(プロフ) - うー、続きがめっちゃ楽しみです❗️ (2023年4月3日 21時) (レス) @page41 id: 6d7f339107 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風月
| 作成日時：2021年2月18日 21時
