岩ちゃん、年下の彼女に甘々らしい【ハイキュー】

7.初恋II ページ9

友達「ねーねー！バレー部見に行こうよ！」

『バレー部…？なんで？』

昨日の出来事が頭から離れず、ぼーっとしていた私に友達が話しかけてきた

友達「及川先輩見るためにきまってるでしょ！後、岩泉先輩もっ！」

『誰、それ』

私がきょとん、と首を傾げると

友達「えぇええぇえぇ！？！？A、及川先輩と岩泉先輩知らないのぉぉぉっ！？？！」

叫ばれた

『うん。聞いたことないし』


そんな有名なの？

そのぅ……オイカワ？先輩と、イワイズミ先輩は





・・・私ってもしかして世間知らず！？


友達「もうっ！来て！絶対に一回は見たことあるから！！」

『え？……うん』


言われるがままに友達に引っ張られていく

誰だろう

見たことあるのかなぁ…



















ｷｭｯ

ｷｭｷｭｯ

ﾊﾞﾝｯ

ﾀﾝｯ、ﾀﾞﾝｯ


体育館へ行くと、もうすでに人だかりが出来ていて…

全員、女子だ

友達「すいませーん」

『す、すいません…』

人の間を通り抜け、前の方へと行く

友達「見て、あそこ。あれが及川先輩」

『わ、イケメンだねぇ』

友達が指差す方をみると、ひときわ光を放っている人がいた

及川「みんなー、及川さんのスーパーサーブ見てたー？」
《キｬァァァァァァァァァァァ！！》


及川先輩がこちらに手を振ると、女子から黄色い歓声があがった

すっごい人気だな…

やっぱ、イケメンだからかな




岩泉「おいクソ川ぁ！さっさと練習戻りやがれ！」

及川「痛いよ、岩ちゃん！」

友達「それで、今怒鳴った人が岩泉先輩ね」















息が、とまるかと思った





『昨日の男の人ｯ…！』

まさか



















……こんなところでまた会うとは


思ってもみなかった

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