60.お出かけ ページ13
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アルカは私の頬を手で挟む。
「お姉ちゃん、何か困った事あるの？お願いなら叶えてあげるよ！」
『ウィズさんを……いや、いいや』
私はありがとね、とアルカを撫でる。
死んだ人は帰ってこない。それは私が一番わかっている。それに、ナニカにそれをさせるにはここから連れ出さないといけなくなる。
私の言葉に、アルカは首を傾げ、まぁいっかぁと笑った。
『でも、何か困った時はアルカとナニカを頼るからね！』
「うんっ！お姉ちゃんの役に立てるならなんでもするー！」
私に抱きつくアルカ。
それから私達は、色々話したり遊んだりして遊んだ。
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…お父さんに怒られたよ。
むぅ…いーじゃんかぁ！
私は頬を膨らませながら飛行船に乗り込む。
これから、蜘蛛のとこ行くの。
久しぶりにみんなに会いたいからね！
そう言えば、アジト変わったのかなと思い、シャルに連絡したところ、前と変わってないそうなのでアポ無しで突撃します。
ちなみに運転は私…ではなくゴトーだ。
『いい？このこと、場所はお父さん達には言わないでね！絶対だよ！！』
「かしこまりました」
私はよしっと頷いた。
しばらくして、アジトから少し離れたところで降ろしてもらい、私はアジトへと向かう。
えーと、ここら辺だった気が…
アジトに着いた私は、早速みんなが集まっているであろう広間へと向かった。
『みんなー！やっほ、びっくりした？』
「いや？Aから連絡あった時点でくるかなと思ってたから」
シャルの言葉に頷くみんな。
むぅ…少しはビックリしてくれてもいいのに！
私が頬を膨らませば、クロロが本から顔をあげる。
「もう、立ち直ったのか？」
『…な訳ないじゃん？』
私はすっと目を細め、頬杖を吐く。
そんな私を見越してか、レツちゃんが近くに寄って来てくれた。
「Aちゃん、ど、どっか出かけない？気分転換に…！」
『レツちゃん…！！うんっ！行くー！オモカゲは？』
「レツが行くなら」
まぁ、オモカゲは行っても荷物持ちだろうけどね。
私は早速、お出かけの準備を整え、レツちゃんとオモカゲと共にショッピングモールへと向かった。
『なにするー？』
「お、お洋服買おうよ！」
私はニコリと頷く。
どうやらレツちゃんは、私が着替えさせてからファッションに興味を持ったようだ。
これからも可愛いレツちゃんがみれるね！
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名無し - もっと作ってほしいです！続編見たい… (2023年2月19日 21時) (
レス) @page14 id: d19581cf0a (このIDを非表示/違反報告)
黄色のお花(プロフ) - すごく面白かったです！続き楽しみにしてます‼️ (2022年4月3日 10時) (レス) @page14 id: 7a01cd330c (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - ふぃあろさん» 頑張ってくらさい！((くらさいとは (2021年9月28日 21時) (レス) id: 2eb070a2f9 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - まるさん» ほんとですか！？ありがとうございます…！！これからも頑張ります！ (2021年8月31日 21時) (レス) id: 91505f2211 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - とっても面白いです！1話1話を丁寧に作っているのが伝わります！これからも、無理をしない程度に頑張って下さい！ (2021年8月30日 18時) (レス) id: 2eb070a2f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぃあろ・宮夢 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/
作成日時：2021年6月17日 14時
