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駿佑side
新吉さんとご飯を食べた後
駿佑「よっ…」
やっぱり1人で登るん大変やな…
駿佑「よいしょっと…」
屋根の上に上がって
駿佑「今日は月が出てへん…」
たまに屋根に上がって
月を見たりしてる
以蔵と一緒に何度か連れてってもらったなぁなんて…
駿佑「あ…あかんあかん！」
思い出したらあかん…
会えるわけやないのに…
駿佑「はぁ…」
ドサッ
不意に隣に誰が座る音がした
新吉「こんな所で何してるんだ…？」
駿佑「新吉さん」
新吉「危ないぞ」
駿佑「…ごめんなさい…」
新吉「たまに登るのか？」
駿佑「はい…時々ここに登って…夜空を見てたんです」
新吉「そうなのか？」
駿佑「降りましょう？新吉さん、明日も早いでしょ？」
新吉「おう…」
駿佑「んん…はっ…！」
俺は飛び起きた
駿佑「はぁ…」
久しぶりに見たな…
あの夢…
駿佑「…」
忘れたと思ってた…
駿佑「忘れな…」
僕はまだ
前に踏み出せてないんかも…
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作者名：シオリ
| 作成日時：2022年11月27日 16時
