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翔side
俺らはスタッフの所に
「どうしました？」
智「わかってるだろ？」
翔「雅紀のことだよ」
「ふ…あいつ結局言ったのか」
智「雅紀を傷つけて何になるんだよ！」
「お前らが施設で過ごしたこと、記者に話したらすごい注目になると思うけど…？」
翔「おまえ…！」
智「なんでこんなことをしたんだよ！」
「ストレス解消だよ」
なんだよそれ…
「あいつの怯えた顔…最高だったなぁ…」
翔「なんだと⁉」
俺はあいつの胸ぐらを掴んだ
「おい、殴っていいのか？そのことも話させてもらうぞ」
翔「…っ！」
悔しい…
こんな奴に雅紀が苦しめられてたなんて
忠「ふふ…色々話してくれてありがとうなぁ…」
口元だけ笑ったけど
目が笑ってない
智「タツ？」
忠「おかげで…証拠が取れたわ…」
そう言って録音機を取り出してた
忠「このことは伝えさせてもらうわ…あんたはこの業界から追放されるやろうね」
「な…！そんなことしたら」
忠「親がいないからって何が悪いん⁉」
久しぶりに見た
本気で怒ってる姿
忠「皆は大きな傷を抱えてるねん！やけど、なんとか乗り越えようと頑張ってるんやから！そんな人らを馬鹿にするようなことすんなや！」
「ひぃ！」
あのスタッフは逃げていった
翔「相変わらず怖いな」
智「すごいな…」
忠「とりあえず、事務所にはもう伝えてくる」
翔「おう、わかった」
忠「2人は先帰って…これからどうしたいか…考えて？」
智「おう…」
翔「わかった…」
先に俺らは
家に帰った
和「タツは？」
翔「事務所に行ってる」
潤「そうなんだ…」
智「とりあえず、色々話そう？」
雅「え？」
智「これからのことを…」
皆頷いた
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作者名：シオリ
| 作成日時：2019年5月12日 7時
