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二宮side



和「ちわーっす」


忠「あー、しばらくぶりやね」


和「んー、今日は…オムライスにしてもいい?」


忠「了解でーす」


手際良く作ってる


和「本当に料理上手だねー」


忠「両親から教えてもらって」


なんか悩んでそう


和「どうした?」


忠「俺…子供の時の記憶がないねん」


まぁなんとなくわかるけど


和「うん…」


忠「二宮くんが同じ立場なら…知りたいって思う?」


和「うーん…そーだなぁ…」


どう答えることが正解なんだろ


和「俺は…いくら辛い記憶でも…思い出したいかな…」


忠「それはなんで?」


和「それは…辛い記憶があったとしても…いい思い出もあるって思いたいから…友達と遊んだ記憶とか…ふざけた記憶とか…そう言う大事な記憶もあるって思うから」


忠「そんなもんなんかな…」


気になり出してるんだな


でも…


急にどうして?


和「ねぇ、どうして気になりだしたの?」


忠「たまたま見た写真見て…そこに俺がいて」


どう言うこと…?


わからないな


誰かが来た?


大毅「あの…マルって人知ってます?」


和「マル…⁉」


なんでマルが…


忠「知り合い?」


知り合いもなにも


昔一緒に施設にいたよ…


和「もしかしたら知ってる人かも…けど会ってないなぁ…もう全然」


忠「そっかぁ」


事実だしね


和「じゃあ…俺はこれで」


俺は店から出た


和「まさか…犯人は大野さんたち…?」


そう思いたくない

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あやっち - いつも、シオリさんの小説を読ませていただいてます!今回の作品も読ませていただいてますとても面白いお話だなと感じました!これからも大変かもしれませんが更新頑張って下さい! (2017年11月5日 23時) (レス) id: 51ec3def0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シオリ | 作成日時:2017年10月23日 17時

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