evil woman57★ ページ15
スミレ「は?どぉゆーことよ」
スミレの言葉を無視し、くすくすと笑う。
スミレ「ちょっと、答えなさいよ!!」
スミレは私の胸ぐらを掴む。
『そうね、あなたの言葉を借りるなら……何の計画も無しに、ノコノコやって来る程、馬鹿じゃあないわ』
「何してるんだ!!やめなさい!!」
ドアが勢いよく開いたと共に聞こえてきた怒鳴り声。
『せん、せぇ…っ!』
そこには生徒指導の先生と担任の桜子先生、そして水谷くんがいた。
先生達の目に映るのは、私の胸ぐらを掴んでいるスミレと、スミレにやられたであろうボロボロな私。
リアル感を出す為に、私は涙を流す。
この状況を見れば、どんな人だって加害者はスミレだと思う。
まあ、今回私は特に何もしていないのだけれど。
生徒指導の先生がスミレを私から離す。
桜子先生は私に駆け寄ると、「大丈夫?」と支えてくれた。
スミレは生徒指導の先生に任せ、私は水谷くんと桜子先生に連れられて保健室で手当をしてもらった。
後から生徒指導の先生に事情を聞かれ、一応生徒会長としてのイメージを壊さないように嘘はつかずに話す。
全てを話す訳では無いけれど、決して嘘はつかないし、話を盛ったりもしない。
こういうのは真実が1番効くからね。
そして、颯やバスケ部員の証言もあって、スミレは1週間の停学処分となった。
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三日月詩織(プロフ) - Skyさん» 最後まで読んでくださりありがとうございました!嬉しいです! (2017年10月29日 17時) (レス) id: bfb4b553ee (このIDを非表示/違反報告)
三日月詩織(プロフ) - 初音さん» あきなし さえらです!すみません、ルビふりしておけばよかったですね笑 (2017年10月29日 17時) (レス) id: bfb4b553ee (このIDを非表示/違反報告)
初音 - 春夏冬 冴羅 って何て読むんですか?! 気になっちゃって…(笑) (2017年10月28日 11時) (レス) id: c5530373f4 (このIDを非表示/違反報告)
Sky(プロフ) - 完結おめでとうございます。最後まで楽しく読ませていただきました…!お疲れ様でした! (2017年9月10日 18時) (レス) id: 801c0787d7 (このIDを非表示/違反報告)
三日月詩織(プロフ) - 姫羽さん» ありがとうございます!最後まで読んで下さって嬉しいです!そう言って頂けるとこちらとしてもこの作品を書いて良かったです!本当にありがとうございました! (2017年9月10日 14時) (レス) id: bfb4b553ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三日月詩織&ness x他1人 | 作者ホームページ:p://
作成日時:2017年6月4日 11時