かき氷始めまs…じゃなくて、甘+辛口短編集始めました【カゲプロ】

クロハ　☆小雪☆s ページ28

暑い暑い、夏の日。

すぐそこのコンビニで買った

冷たいアイスクリームを片手にぶら下げて


あの人が待っている森林公園の奥へ。

少し歩いた公園の奥に大きな木がある。


そこにあの人は毎度の様に寝てる。



『今日も寝てるのか』



せっかくアイスクリーム買ってきたのに。

溶けちゃうのもあれだしなー‥‥



『先に食べちゃいますねー』



そして、先ほど買ったイチゴ味の

アイスのフタを開いて店員さんに貰った

アイス様のスプーンでアイスをすくって

もくもくと食べる。



『美味しい‥‥』



やっぱりこの暑い日にアイスは欠かせない。

開発してくれた人ありがとう。



「‥‥‥ん。」

『あ、起きた？』

「‥‥‥うん。」



うんって‥‥‥可愛いなー

私の横でさっきまで眠っていた青年、

クロハはようやく起きたようで、

目を擦りながらこちらを見ていた。



「それ‥‥なに？」

『あ、これ？アイスだよ。』

「俺の‥‥ある？」

『あるよ、ほい。』



アイスをクロハに渡した。

あとスプーンも。



「‥‥‥美味い」

『良かった。冷たいでしょ？』

「あぁ‥‥お前のは？」

『私はさっき食べたから(笑)』

「ふーん。」



この人は自分で聞いといて興味がないらしい

まぁ、いつものことだからいいんだが。



「ご馳走さま」

『食べるの早っ』

「美味かったから‥‥」

『クロハはアイス好きなんだねー』

「まぁ‥‥好きだな」



ドキッ

なんか今ドキッとした。

いや、まぁ私に言われた訳じゃないけど！

アイスに言ったんだけど！



『じゃあ、また買ってくるね』

「あぁ、楽しみにしてる。」



珍しく笑ったクロハはまだ少し眠いのか

欠伸をした。



『眠い？』

「‥‥‥ちょっとな。」

『寝ていいよ？』



少し寂しいけど眠いならしょうがない

まぁ、クロハはあぁ、とかいって寝るんだろうけど



「いや‥‥‥‥寝ない」



けど、クロハは寝ようとしなかった。




『なんで？』

「‥‥お前と話してる方がいい。」

『っ‥‥‥‥そっ‥か。』







火照る顔。



「‥‥顔、赤いぞ？」


『‥‥‥‥‥‥クロハって‥天然だよね。』







いつか好きって言いたいな。


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


☆小雪☆sリク


クロハいいですよね。


最近、私の中の好きなキャラで

ぐんぐんランクをあげていっているクロハ君です。



ロスタイムメモリーやばかった。


リクありがとうございました。

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