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JN「イジェノです。よろしくね、Aちゃん」
「よ、よろしくおねがいします…」
どうしてこうなったのか、わたしが聞きたい。いつもどおりパパにべったりくっついて、今日も疲れたよ〜とか大人になりたくないよ〜って、甘えて生きてただけなのに、
パパの再婚相手の息子さんが、まさかのジェノ先輩だなんて。未だにびっくりして、リビングで向かい合って挨拶をし合ってる今、この状況すら夢なんじゃないかって思ってる。
信じられなくて、となりにいるパパにわたしの頬をつねってほしいってお願いした。え？って困った顔をしたパパに、好きな女の人の前でこんな顔させちゃったごめんなさいって気持ちになって、自分でつねった。いたい。夢じゃないんだ、
JS「これ、よかったら」
「ぇ、あ、ありがとう！」
CL「チソンが心配なんだってさ。最近ぜんぜん元気ないって」
JS「や〜！言わない約束じゃん」
休み時間、クッキーをくれたチソンくんにそれを見てたチョンロくん。たしかに、あんまり元気でないっていうか、なんていうか、だれにも話せそうじゃなくて…。
つい数日前、ついに、わたしのおうちに引っ越してきたあたらしいお母さんとジェノ先輩。広くて綺麗なおうち〜って、すごく気に入ってくれてうれしかったけど、もうへんな部屋着でうろちょろできなくなっちゃった。
あんまりよくないって、わかってるけど、人見知りのわたしがジェノ先輩と仲良くなれるわけもなくて、ごはん以外はほとんどお部屋にいるから、あんまり会わずに済んでる。
パパが心配してメールを送ってくれるのが申し訳ないけど、でも、まだちょっとわたしにはむずかしい。
「ぁ、ごめんなさい、」
JN「大丈夫だよ。ちょうど上がったとこだったし」
そんなことをぼんやり考えながら洗面所のドアを開けようとしたら、お風呂あがりのジェノ先輩がでてきた。あわてて離れて謝ると、やさしい笑顔で ほら、入っちゃいな。ってドアをあけてくれた。
なんかすごくいい匂いがするし、ただの白いTシャツなのにすごく似合ってるし、ほらってやさしい声がほんとうにお兄ちゃん、みたいで。わたしが勝手に意識してるだけだけど、なんかほんとうに、心臓が爆発しそう。
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ノエ(プロフ) - ryo1022wonwoo07さん» コメントありがとうございます。@noeneol で出てくると思います。鍵垢ですので、フォローリクエストを送っていただけると有難いです！ (2022年9月19日 16時) (
レス) id: 62593b029f (このIDを非表示/違反報告)
ryo1022wonwoo07(プロフ) - コメント失礼します。Twitterのアカウント教えていただきたいです。 (2022年9月19日 1時) (レス) id: 64391cb650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノエ
| 作成日時：2022年7月2日 21時
