jm：幼なじみの王子様 ページ1
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入学して数日。人見知りのわたしは誰にも話しかけられないし中学校も遠いところだったから知ってる人なんてひとりもいなくて休み時間にひとり、ぼうっとしてたんだけど…
JM「Aちゃん」
「…？」
JM「覚えてる？」
わたしの机の前にしゃがんで首を傾げるきれいな顔の男の子は、
「ジェミンくん、？」
JM「当たり」
中学校までずっといっしょだった、幼なじみのジェミンくんだった。当たり、と笑ったジェミンくんの横にはこれまた綺麗な顔の男の子がいて、慌てて目をそらす。
JM「また同じ学校になれて嬉しいな」
「わたしも！… ジェミンくんしかお友達いないや」
JM「それでいいんだよ」
まだ入学したばっかりだしね、って笑うジェミンくんは相変わらずかっこよくて眩しかった。中学校は離れちゃったから、こんなふうに近くで会うのはひさしぶりで、少し緊張するっていうか。
JM「一緒帰っていい？」
「あ、うん！」
JM「やった。行こ」
久しぶりだから話したいこと沢山ある って笑った顔は昔と変わらずすごくかわいい。じゃあねって休み時間に隣にいた人と、あとすこしかわいい顔をした男の子ふたりに手を振ってこっちに走ってきた。
「ずるいーって言ってるよ？ジェミンくん、一緒に帰らなくて大丈夫？」
JM「ドンヒョガ… いいんだよAちゃん。行こ」
「うん？」
ぴょんぴょん飛び跳ねてこっちを指さしてるさっきのかわいい男の子を無視したジェミンくんがわたしの手を取った。ごつごつした手にびっくりする。
JM「さっきのは中学校からの友達、お昼一緒にいたのもそうだよ」
「すごく仲良さそうに見えた。みんな綺麗な顔してたね〜」
JM「仲良しだよ。Aちゃんはどうだった？」
「わたし？ふつうだよ。お友達、ひとりもできてないから明日からがんばらなきゃ」
JM「僕がお友達でしょ？」
「ジェミンくんはお友達よりもっと上だよ、ずーっと上！」
JM「ふふ、ずーっと上なんだ」
わたしの言葉に笑うジェミンくんの横顔がすごく綺麗で見とれちゃった。昔はあんなに可愛いと思ってたのに、久しぶりに会ったらこんなにかっこよくなってて、
JM「どうしたの？」
「ジェミンくん、顔綺麗だなーって」
JM「そうかな？昔と変わんないでしょ」
「変わるよ！昔より男の人って感じ」
なにそれって笑ったジェミンくんはわたしをおうちまで送ってくれた。ママに話したら 懐かしい〜って小さいときの写真をいっぱい持ってきた。
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ノエ(プロフ) - ryo1022wonwoo07さん» コメントありがとうございます。@noeneol で出てくると思います。鍵垢ですので、フォローリクエストを送っていただけると有難いです！ (2022年9月19日 16時) (
レス) id: 62593b029f (このIDを非表示/違反報告)
ryo1022wonwoo07(プロフ) - コメント失礼します。Twitterのアカウント教えていただきたいです。 (2022年9月19日 1時) (レス) id: 64391cb650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノエ
| 作成日時：2022年7月2日 21時
