鳩が8羽 ページ9
『鳩、お前たち、京夜センセイ探せ！！』
クルックーだのポッポーだの呑気な鳴き声をあげて、鳩たちは去っていった。なんだあいつら、緊張感ないな。
「ポッポー！！！！」
『そっちだな！今行く！！』
そこに、あったのは。
ちの、うみ。
きょうや、せんせい。
『い、や……！！』
ちがう。
まずおうきゅうしょち。
どこ、さされたのはどこ。
『ひっ！！』
血が怖い。傷口をまともに見れない。ずっと私の課題だったけど、いま、ここでセンセイを治療できないなんて。
そんなの、嫌だ。
『しな、ないで……。』
治療道具がある部屋から両手に溢れるほどの輸血パックと、ついでにお玉を取ってきて、京夜センセイに血を飲ませる。
『あ待って違う。普通の血は飲ませても意味ないじゃん。』
お玉で床の京夜センセイの血をすくって、飲ませる。
「……A……ちゃん……？」
『センセイ！！生き返りました！？』
「死んでないよ……。」
『センセイ大丈夫ですか！？』
「大丈夫だから……Aちゃんは……。」
『センセイ喋らないでください！？！？』
「いや訊いたのAちゃんだよね！？」
『あ、復活しましたね！！良かった！！で、どうしたんですか？』
「美女は手強いね。」
『輸血パック投げつけていいです？？』
「やめよっか。」
まったく、もう。この人は。人の心配も知らず、平然と起きて。
『もう！！とりあえず、みんなの所行きましょう。交戦中です。』
怒っていないと、涙が溢れる気がした。なんだかんだ言って、私が1番頼ってる大人は京夜センセイだし、ムダ先より京夜センセイが好きだと断言出来る……ごめんねムダ先。担任なのに。
「Aちゃん。」
『なんですか。』
「ありがとうね。」
センセイの笑顔本当に好きだわぁ……。
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れい - あんま京夜センセイの夢ってないからうれちい(*ﾟ∀ﾟ*) (2022年8月29日 10時) (
レス) @page11 id: 9706398978 (このIDを非表示/違反報告)
てててててててててててて(プロフ) - 美桜さん» 迅くん……いいですよ！短編ものになると思いますが、書きます！！是非読んでくださいねー！！ (2021年11月15日 20時) (レス) id: d331ae8bab (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 迅くんの夢小説作っていただきたい😭 (2021年11月15日 17時) (レス) @page7 id: bb356cf189 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てててててててててててて | 作成日時：2021年10月23日 18時
