信じること ページ7
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JK「なあ、付き合ってることみんなに言わね？」
「え？」
放課後、ぐうがなんの前触れもなくそう言った
私だって言いたい
言いたいけど、
ファンクラブに襲われたあの日のことがフラッシュバックする
「ねえぐう、絶対言わなきゃダメ？」
まだ怖いんだ、
最近はファンクラブの女達も来なくなって安心してたところなのに
女達が付き合ってるとか聞いたらきっとまた襲われるに違いない
JK「Aがケバケバ女達からあんなことされて怖いのはよくわかってる、でも俺言ったじゃん？お前を守るって、一回だけ俺を信じてくれねえか？」
「ぐう……」
ぐうは私の目を見てそう言った後私を優しく抱きしめて
「絶対守ってやるから、な？」
ぐうの目には偽りなんてなかった
絶対守ってくれる、そう思った
だけど
「ぐう、ちょっと考える時間くれない？」
ぐうのことを信じてないわけじゃない
ただここで即決できるほど私は強くもない
女達の嫉妬がどれほど怖いものか
これまで身にしみて感じたから
JK「わかった」
ぐうはそう呟いた
「ねえスヨン、私どうしよう」
翌日、1人じゃ解決できなかった私は恋愛マスターに相談することにした
スヨンに昨日ぐうから言われたことを全て話した
SY「で、あんたはどうしたいの？」
「私は言いたいよ？ぐうは私のだって言いたいし、ぐうのことも信じたい、だけど…」
SY「じゃあなんで迷ってんの？」
「え？」
SY「まあ確かにあんなことされてトラウマになってんのはわかる、でも悪いことばっか考えたって仕方ないじゃん？一回信じてみたら案外楽になれるかもしれないよ？」
「そっか、、」
SY「それに私はジョングク君はAのこと絶対守ってくれると思うけど、あんだけAのこと大切に思ってんだから」
「スヨン、、ありがと」
そっか、なんだ、簡単じゃん
ぐうが私を大切に思ってくれてる分
ぐうを信じなきゃいけないのに
私は何をやってたんだ
ファンクラブなんてどうってことない
もし襲われてもその時だ
怖がってても仕方ない
戦ってやろう
私にはぐうがいる
そう思った瞬間、気が楽になった気がした
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しおりん - こういう感じすごい好きです。 (2019年4月18日 18時) (
レス) id: bb467e01e7 (このIDを非表示/違反報告)
cooky - こうゆう感じめっちゃ憧れる~ﾜﾗ スゴく面白かったです！ (2019年2月28日 21時) (レス) id: 13ad5ea90e (このIDを非表示/違反報告)
mayu - めっちゃ、よかったです！キュンキュンしました。これからも頑張ってください！ (2018年5月1日 19時) (レス) id: b49fe59870 (このIDを非表示/違反報告)
すず - 妄想で久しぶりにたくさん笑いました！ (2018年3月26日 21時) (レス) id: 3d969a89cb (このIDを非表示/違反報告)
すず - すごい面白かったです！ (2018年3月26日 21時) (レス) id: 3d969a89cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かな
| 作成日時：2017年4月7日 22時
