＊ ページ21
・
全く、私は今何をしてるんだ
私はマネージャーか
家政婦の次はマネージャーかよ
JK「おいA、走るぞ」
そしてぐうは私の手を握り走り出した
「ハァハァハァ、」
はぁ、ある程度遠くに来た、
JK「大丈夫か？」
「………」
私は下を向いて繋いでた手を離した
JK「A？」
「もう！私はぐうのなんなの！？マネージャー？SP？何で私があんなことしなきゃいけないの！？私は彼女なのに！！お願いだから私を安心させてよ！」
わがままだってことはわかってる
ぐうと付き合う時に覚悟もしたつもりだ
だけどこれ以上耐えられない
このままだと彼女だってことも忘れそうだ
ぐうは私が話し終わるとそっと私を抱き締めた
JK「ごめん、カッコよく生まれてきて」
「なにそれ超ムカつく」
そう言うとぐうはフッと笑った
「どうすれば安心する？ただ俺がAを好きってことだけじゃ安心できない？」
ずるい…そんな言い方…
私バカだからそんなこと言われたらすぐ許しちゃうんだって
「はあ、ぐうがもうちょっとだけブスだったらよかった…そしたら私が独り占めできたのに」
私はそう言ってぐうの顔をペタペタ触る
「目はこうやって細くて、鼻はもっと低くて、口はこのままでいいや、あと顔ももっとパンパンなの」
JK「お前はもっと可愛くなれ」
「はっ、ひどい！！もういい！ぐうなんか知らない！」
私はぐうを置いて歩き出す
JK「おいA！ごめんごめん、嘘だって！」
ぐうはそう言って歩いてる私の肩を掴む
JK「お前ほんと可愛いな」
「その言葉には一切騙されませんから」
「あ、虫ついてる」
「えー無理！！どこどこどこ！取って取って！」
虫に弱い女の子な私はぐうに抱きついた
「どこ！？」
そう言ってぐうを見るとなぜかニヤニヤしている
(チュッ)
すると突然ぐうは私に軽くキスをして
「ここ」
そう言って微笑んだ
「あーもう！ほんと恥ずかしい！バカなんじゃないの？！」
JK「ちょっとニヤケてるじゃん」
「ニヤケてないから！」
やっぱぐうには勝てないなと思いながら
私は真っ赤に染まった顔を夕日のせいにした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1550人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しおりん - こういう感じすごい好きです。 (2019年4月18日 18時) (
レス) id: bb467e01e7 (このIDを非表示/違反報告)
cooky - こうゆう感じめっちゃ憧れる~ﾜﾗ スゴく面白かったです！ (2019年2月28日 21時) (レス) id: 13ad5ea90e (このIDを非表示/違反報告)
mayu - めっちゃ、よかったです！キュンキュンしました。これからも頑張ってください！ (2018年5月1日 19時) (レス) id: b49fe59870 (このIDを非表示/違反報告)
すず - 妄想で久しぶりにたくさん笑いました！ (2018年3月26日 21時) (レス) id: 3d969a89cb (このIDを非表示/違反報告)
すず - すごい面白かったです！ (2018年3月26日 21時) (レス) id: 3d969a89cb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かな
| 作成日時：2017年4月7日 22時
