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キバside
サスケが暁に入り人を襲った事が告げられて、俺らの同期が集まった。
サスケを俺らの手で始末しようって話になった。
正直、サスケの事はよく分かんねぇ。ただあの時、サスケ奪還任務で連れ戻せていたら、仲良くなってたのかもしれねぇと思うとやるせない気持ちになる。
そして今、いのが泣き止まねぇ姿を見て更にその気持ちは強まる。
サスケの話で集まったがさっきの出来事のAの件で、頭ん中はぐちゃぐちゃだった。
キバ「泣くな！いのっ！」
テンテン「キバそんな言い方！いのはね、サスケ君の事を···」
キバ「仕方ねぇだろ！···もう昔とは違うんだ。」
昔とは···。サスケは変わっちまったが、Aは昔から··違う世界から来たっつー時から、俺らの知ってるAじゃなかったのか？
自分の中でよく分からなくなってくる。
ヒナタ「キバくんっ？！」
シノ「大丈夫なのか？いのがこれだ、サクラやナルトは···。キバも泣いているようだしな。」
キバ「泣いてねぇ！」
ネジ「それよりAはどうした？里に帰還したと聞いていたのだが。」
っ！！
チョウジ「確かにこのメンバーの中にAがいないのはおかしいよねぇ。」
ネジ「ずっと疑問に思っていたんだが、暁対策の班が編成されたタイミングでなぜAは里を出たんだ？暁の調査とは聞いていたが一人で行ったのが気になっていた。」
シカマル「それ、俺も謎だったんだよな。確かにAは俺ら同期ん中じゃズバ抜けて強い。それどころか今の木の葉の上忍の中でも、カカシ先生と肩を並べるくらいだ。だけどたった一人でってのがずっと引っかかってたんだよなぁ。」
シノ「それよりさっきからキバの様子がおかしくはないか。」
キバ「(ギクッ！)おかしいってなんだよ！」
俺ん中でもよく分かってねぇのに、今問い詰められたら困る。カカシ先生が言う混乱させるなってことは、俺の言い方次第でAが悪者になっちまうって事だろ？！
ネジ「何か知っているなら話せ。」
キバ「····。」
シカマル「···まぁ、内容は知らねぇけどさっき親父達がAの名前を上げて騒いでたから何かあったのには違いないと思うが、今はとにかくサスケだ。サクラ達には俺から話をつける。」
そう言って、シカマルは説得役に出た。すまねぇシカマル···。
キバside終
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てた(プロフ) - banana様、コメントありがとうございます！ぜひこれからもよろしくお願いします＊ (2020年12月12日 8時) (
レス) id: eb07f08e0b (このIDを非表示/違反報告)
banana(プロフ) - とてもいい作品でした。続き楽しみにしています。 (2020年11月30日 0時) (レス) id: 7994b8d3a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てた | 作成日時：2019年12月11日 20時
