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story35 ページ45

私は部屋に入る。




ベッドに飛び込んでシェアハウスを始めてころんさんとなにがあったかを思い出しながら告白の返事を考える。





そして、10分が経過するとトントンと私の部屋のドアを叩く音がした。




私はドアを開ける。





開けるとそこにはさとみさんの姿があった。





『どうしたんですか?』


さとみ「ちょっと…さ、大事な話がある。」


『そうですか。分かりました。』




私とさとみさんはベッドに座る。



すると、さとみさんは珍しく真剣な顔をする。





さとみ「あの時、Aを突き飛ばしてごめん。嫌なこと言ってごめん。」


『いえ、いいですよ。私にも悪いとこありましたから。』


さとみ「うん……。



それで…Aは、彩里ちゃんの過去について話してくれたよね。それで、もやもやな気持ちになったんだよ。」


『…………』




私は黙って話を聞いた。




さとみ「そのあと、ころんとゲームしたよな。あの時は楽しかった。“いつもより”。



そして、朝喧嘩みたいなことおきてAが家出をしたって知った時、めっちゃ嫌だったんだ。それで、俺、自分の気持ちを知ったんだよ。」


『…………』




黙ることしかできない。バカの私はなにを言えばよいのか分からないんだ。




さとみ「知った時、俺はその気持ちを否定した。でも、もう正直になる。



好きです。俺と付き合ってください。」



『えっ……』




どうして…私はあなたを突き飛ばしたりあなたに嫌なことを言ったんだよ?どうして…こんな私を…




さとみ「返事待ってるよ。じゃあな。




あ…。そうだ。Aが“家出したら俺は幸せにはならねぇよ”。これ、覚えとけよ。」



私が家出したらさとみさんは幸せにはならない…逆だったら…家出しなかったらさとみさんは幸せになるってこと…?



『分かりました。覚えときます(ニコッ』



すると、さとみさんは私に背を向ける。そして、私の部屋を出て行った。



私に背を向けた時、さとみさんの耳がほんのり赤かった。






あぁ、愛されている気分になる_______



ねぇ、私は愛されてるの?______






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更新できなくてごめんなさいいいいい!24時間リレー生放送楽しかったですね!あと、たくさんの落ち希望のコメントありがとうございます!

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はるか(本名) - 感動した!スッゴイはまった!何回も読み直した! (2022年9月24日 3時) (レス) @page36 id: a73cb3bc09 (このIDを非表示/違反報告)
酢飯の晩ごはん - すっっっっっっごいメンヘラ感しますね (2022年7月3日 19時) (レス) @page39 id: ac6aa7b69b (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - とっても面白いです!!コメントくれると嬉しいです! (2022年5月1日 14時) (レス) @page10 id: b5d794afb7 (このIDを非表示/違反報告)
かの - 泣きました。 (2021年5月9日 11時) (レス) id: 2d409698c0 (このIDを非表示/違反報告)
ミカン - 落ち無しがいいです (2021年5月5日 17時) (レス) id: fa129e6f86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みとと | 作成日時:2019年7月2日 23時

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