私は邪魔者でした。【すとぷり】

story22 ページ29

意味わかんないよ。



『彩里…』


彩里「だからさぁ…もう…私の名前を…呼ばないでよ…」



なぜか、彩里の声が震えていた。



なんで？なんで、泣きそうなの？



彩里「辛い…辛いんだよ…」



なにが「辛い」だよ。こっちの方が辛いよ。裏切って「辛い」とか意味わかんない。


教えてよ。なんで、“辛い”のか。教えてよ。私には分かんないよ。



彩里「た………け…………よ…………」


『聞こえないよ…なんて？』


彩里「助けてよ！」



は？意味わかんない。なにが“助けて”だよ。ふざけてんの？



私はなぜか“殺意”が沸いた。



『助けるわけがないじゃない。死ねば全部終わりだよ。』



彩里「え…？」


『裏切ってさ！“辛い”とか意味わんないよ！どうせ、心の中では笑ってんでしょ!?ほんとのこと言えよ！』


彩里「っ………“辛い”のはほんとのことだよ！心の中では笑ってなんかいない！泣いてるの！“辛くて辛くて嫌なの！”どうして、そんなに酷いこと言うの!?」


『こっちの方が…“辛い”よ…ずっと…彩里のこと信じてたんだよ？…どうしてさ…裏切るの…？』


彩里「最初は……Aのことが嫌いだった…でも…Aと関わると…“友達になりたい”って思っちゃって…でも私は…いじめの主犯だから……」


『それならさ、私のことをいじめた人達を裏切ってよ。なんで、私なの？』


彩里「ごめん……ごめんなさい……」


『…………もう……いいよ……じゃあね…』





私はその場から離れた。







やっぱ、彩里って不思議な人。








そして、私は酷い人。






はは、バカみたいだね＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿








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えっと…「助けるわけがないじゃない。死ねば全部終わりだよ」っていうのは……ころちゃんの……つぐのひが好きなんです……




てか、更新するの遅れてごめんね!?夏休みに入ったらどんどん更新するからさ！多分……ほんとごめんね!?みんな！

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