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？？ 「こんにちは。」
A「こんにちは時透君。最近良く来るね。」
最近も何も一日に一回は来るよ。忙しいのにね。
時透 「嫌？」
A「ううん。嬉しいよ。今日誰も来てないし。まぁ後からたくさん来るんだけどね。」
時透 「そう。…ここに来ると落ち着く。」
A「それは良かったよ。何にする？」
時透 「なんでもいい。ご飯食べたい。」
A「じゃあ、蕎麦にしようか。ちょっと待っててね。」
最近ふろふき大根ばっかりだったからね。たまには別のものを食べないと。
時透 「…Aもご飯食べてないでしょ。一緒に食べよう。」
A「いや悪いよ。」
時透 「食べないと前みたいにぶっ倒れるよ。」
A「…食べます。」
以前栄養失調で倒れて時透君に厄介になった。
時透 「美味しい。」
A「ありがとう。」
私はおにぎりを食べながらお礼を言う。
時透 「…これ分けよっか？」
A「いやいやいや！いいよ！」
時透 「…流石に申し訳なくなってくるんだけど。」
A「私は蕎麦苦手だし。気にしなくていいよ。」
時透 「そう。」
口下手だけど、優しいんだよね。…お蕎麦頬張ってるところが可愛い。ほんとに男の子なのか！？
…こんな子でも、あんなに怖い生き物をサクッと殺せるのか。
まだ若いのに仕事に命かけてるなんて。
立派かもしれないけど、できることならやめてほしいな。
彼だって、胡蝶さんたちだって、いつ会えなくなるのか分からない。そういう仕事なんだ。
でも、やめてなんて言えない。自分で選んだ道は、責任を持って進まないといけない。
だから私も、この仕事をすると決めた。
A「鬼殺隊は、毎日大変だよね。人が見てないところで必死に戦ってる。もっとみんな感謝するべきなんだけどな。」
時透 「政府非公認なんだし、仕方ないよ。僕としては、Aだけでもそう思ってくれてて嬉しい。」
A「いつもありがとう。命をかけて戦ってくれて。」
時透 「仕事だから。」
仕事でも、鬼殺隊のおかげで生きていられるわけだし、ありがたいって思うよ。
時透 「僕が思い切って息抜き出来るのもAのおかげだよ。」
A「いや！そんなことないよ！」
時透 「柱の皆も、ここは居心地が良いみたいだからね。」
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