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grside

俺達がはぁ、とため息をついていると、紫が申し訳なさそうに話しかけてきた。


yu「すみません、お嬢様はこれと決めたら曲げないタイプなので、変更は難しいかと...。」


gr「あぁ、大丈夫ですよ。」


と、口では言っているが、実際は何も大丈夫じゃない。

冗談じゃないぞ、俺らは小娘のお遊戯に付き合うためにここに来たんじゃないぞ!!

今すぐにでもそう叫び出したい気持ちを抑えて、俺はにこやかに笑った。

その様子に気づいたのか、チーノがコソッと話しかけてきた。


cn「お気持ちは察するけどな...でも、これは逆にチャンスやで。確かにあのじゃじゃ馬を相手すんのは骨が折れるやろうけど、同時にエミさんに近づける大きな一歩やで。
ここはぐっと、我慢してくれや。」


むぅ...不服だが、チーノが言う事も確かだ。

エミさんに近づくには、あのじゃじゃ馬姫の近くにいることが最も手っ取り早い。

これは腹を括るしかないな...。

俺が半ば諦めながらそう思っていると、紫がお嬢様の部屋へ案内しようと提案してくれた。

この屋敷の構造をあまりまだ理解していないうちは、非常にありがたい言葉だ。

俺達はお言葉に甘えて、お嬢様のいる部屋まで案内してもらった。

お嬢様のいる部屋の前まで来ると、紫は仕事があると言ってそそくさと退散して行ってしまった。

さぁ、ここからが勝負だ。こうなったらとことんやって気に入られようか。

俺達の目標のために、利用させてもらうぞ、お嬢様。

俺達は目の前のドアを開き、室内へと入った___

瞬間的に閉めた。

おかしいぞ、最近の疲労が溜まって幻でも見たんか???いやきっとそうに違いない。

俺は目を擦ったあと、もう一度室内へと入った。

だが、現実は無常にもそこにはさっき見たのと変わらない部屋があった。

そこには、どこをどう見てもゴミ屋敷としか言えないような、酷くちらかった部屋があった。

こりゃ酷い、昔の大先生より酷いんじゃないか?

俺はあまりの酷さに、顔を顰めた。

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やむやむ(プロフ) - よっきーさん» ありがとうございます!前作の方から見ていただいて嬉しい限りです...!続編も頑張っていきますので楽しんでくれたら幸いです! (5月20日 13時) (レス) id: f48020f909 (このIDを非表示/違反報告)
よっきー(プロフ) - 脅威的暗殺者の方も読んでました!そして新作を作ったと言うので読んでみたらすっごい面白いです!!続編も楽しみにしてます! (5月20日 5時) (レス) id: c7ca82405e (このIDを非表示/違反報告)
やむやむ(プロフ) - ゆなさん» ありがとうございます!うぇい! (5月15日 9時) (レス) id: f48020f909 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 悪魔カッケェ作者さんもすごい…(☆○☆)オモロイ!ウェイ (5月15日 8時) (レス) id: 701acce8ac (このIDを非表示/違反報告)
やむやむ(プロフ) - 紫さん» セリフ風にコメントくださるとは...しかも名前も紫だし、なんだか新鮮で面白かったです、ありがとうございます!これからも頑張ります! (5月9日 22時) (レス) id: f48020f909 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:やむやむ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年3月18日 10時

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