【短編集】賑やかな彼らと。2

おはようのちゅー feat. としみつ ページ28

湊 様リク

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としみつside


「とーしくん、起きとる？」

と「……ん、」


現在7:30。まだ予定の時間までは余裕があるけど、準備に時間がかかる俺のために、彼女のAが寝室まで起こしに来てくれる。


俺はいつも、寝起きが悪いことを言い訳に、Aに起こされたくて寝たふりをする、

でも今日は、頑張って起きてベッドに座って待つ。


「お、起きとるやん、えらいえらい」


Aはそう言って、寝ぐせがついた俺の頭を撫でて小さく微笑んだ。


「起きたならリビング行こ、ご飯できてるよ」


毎朝俺のために朝ごはんも作ってくれる優しい彼女に、ちょっと前に思いついたいたずらをしようと、Aの服の裾を引っ張った。


と「……ごほーび、」

「…ん？」


まだ眠い目を擦りながら、Aの服を引っ張ってぼそっと言った。


「…ご褒美？」

と「…起きれたやん、」

「…あぁ、そゆこと？いーよ、何がいーの？」

と「……ちゅー、して、Aから」


ちょっとだけ余裕なAにむかついて、ハグだったとこをキスにしてやった。


「…え、」


そしたら案の定、顔を赤く染めて目を逸らす。

固まるAを俺の前まで引っ張ってきて、


と「…ほら、はやく。ん、」


目をきゅっと瞑って待つと、前から「え、待って、、どしよ、」なんて慌てた声がした。

かわいいなぁ、なんて、にやにやする顔を抑えてしばらく待つと、ちゅっと短く触れるAの唇。


と「…そんだけ？」

「…そん、だけ///」

と「なんだぁ、そんだけかぁ」

「、ほら！そんなことしてないではやくしよ！」


そう言って照れながら怒るAが可愛くて可愛くて。

俺は、部屋を出ようとするAの腕を引っ張ってキスをした。


「…なっ、」

と「…ほら、早くしないと遅れるよ？」


そう言って部屋を出ると、後ろから元気な声がする。


と「…あーぁ、幸せだなぁ」



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ごめんなさいぃ＿|＼○＿

湊 様。
リクエストありがとうございます！果たしてこんなものでよかったのか…( ˙༥˙ )


リクエストには1つずつ答えて行きますので、待っていてもらえると嬉しいです( *˙˙*)

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