キスの先 ページ10
背中を向けて洗っていることに
祐一さんはちょっと不満そうだけど
仕方ないよね、
先に洗い終わった祐一さんが浴槽に入り、
私も後に続く。
この場合、どうしたらいいんだ？
祐一さんと向き合って座る？
祐一さんに背を向けて座る？
私はなるべく祐一さんから離れ、
背中を向けて入ると、
祐一「え、なんでそっち向いちゃうの？
はい、こっちきて」
ぐい、と脇の下に手を入れられ、
祐一さんの足の間に座らせられる。
そして、うなじにキスまでされて。
「祐一さん…くすぐったい、です」
「A、前から思ってたけど、
頸も背中も凄い綺麗だよね」
「え、そ、そうですか…？
ありがとう…ございます…」
そう言っている間も、
沢山のキスが降ってくる。
お風呂の中だし、
ぴったり密着しているせいで
心音が凄い音を立てていて。
「祐一さん、これ以上は…
ドキドキし過ぎてのぼせちゃいそう…。
私、先に出ますから」
タオルで身体を拭いていると、
祐一「A…」
呼ばれて後ろを向くと、
浴室のドアに押さえ付けられて
キスの嵐が降ってくる。
キスになんとか応えようと
必死になっていると、
胸や太ももなどをするすると撫でられ、
自分じゃないような甘い声が口から漏れ出す。
え、これ私の声？
カー/////
触られたところがゾクゾクして
うわぁ、もう、ほんと恥ずかしい…
祐一さんはひょい、と
私をお姫様抱っこをすると
つかつかと寝室に入った。
そして、
壊れ物を扱うかのように
大事にベッドに下ろしてくれて。
私の上に四つん這いになると、
祐一「A…もういいかな…？
って言っても、もう僕の身体は
落ち着きそうにはないんだけど…
Aの全てを僕にちょうだい？」
「…はい。
うまく出来るかわからないし、
祐一さんを満足させられるかわからないけど…
私をもらってください」
祐一「うわ、そんな可愛いこと…！
何回も言うけどもう止まれないからね？
でも、なるべく優しくする。
しんどかったら言ってね」
祐一さんは宣言通り本当に優しかった。
私が緊張でガチガチになっているのを、
時間をかけてほぐしてくれて。
触れられている場所も触れ方も
恥ずかしくてどうにかなりそうだったけど、
私の身体も少しずつ
祐一さんを求めている感覚があって。
緊張、羞恥と少しの痛みの後にやってきたのは
祐一さんへの愛しさ、快楽の波と幸福だった。
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マリイ - 編集長との小説も書いて欲しいです (2019年10月11日 23時) (携帯から) (
レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - サバイバルウェディングの編集長好き個人的に(伊勢谷が好きなだけ←) (2019年10月3日 12時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
こちいこ(プロフ) - ベジタリアン系女子さん» ベジタリアン系女子様 コメントありがとうございます！嬉しいお言葉、励みになります♪苦行みたいになってますが、なんとか完結出来るように頑張ります！ (2019年8月29日 6時) (レス) id: 0b60cb1e95 (このIDを非表示/違反報告)
ベジタリアン系女子 - 一気読みしちゃいました！展開が楽しみです！これからも頑張ってください！陰ながら応援してます (*^^*) (2019年8月26日 17時) (レス) id: 30d23c8fcb (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - コメントのお返事ありがとうございます！！！更新楽しみに待ってます♪！ (2019年8月15日 12時) (レス) id: 846374649b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こちいこ | 作成日時：2019年8月7日 13時
