幸福 ページ12
聞き返した途端に、
全身を駆け巡る快楽がやってきて
私は一瞬意識を飛ばした。
…
…
祐一「僕、今まで自分は普通だって思ってたけど、
Aは無意識に男の欲を掻き立てちゃうから
どんどん変態になってくよ。
でも、それはきっとAのこんな姿見たら
誰でもそうなっちゃうと思う」
「…もー、人をA V女優とか
キャバ嬢みたいな言い方しないで」
祐一「あ、ごめん。
僕、Aのギャップっていうか
恋人になって色んな顔が見れたのが
たまらなく嬉しいんだよ。
でもそれを他人には
知られたくないのは本心なんだ」
「私だって…祐一とだから
心から身を預けたいと思ったし、
繋がれて幸せって思えたのよ。
祐一、心配しすぎよ…、
…正直ね、
私、少し前まで好きな人と結婚出来るなんて
思ってもみなかったから
こういうことは後継ぎ残す為に
仕方なく相手に身を差し出すものって
思ってたの。
だから、好きな人との行為って
特別なものなんだって今初めて知った。
子どもは親の愛の結晶なんて言われる意味が
わかったのよ」
祐一「わー…、
最初の言葉が破壊力ありすぎて
あとの言葉が頭に入ってこないよ。
Aが本音を言ってくれるのって
珍しいのに。
どうしたら僕の想いが全部伝わるんだろう」
「もう充分、祐一が愛してくれてるって
実感してるわ」
それと、
私の想いもちゃんと伝わるように
祐一にキスをしたら、
祐一からまた濃厚なキスがかえってきて。
私たちはその後も身体を重ね合い、
翌日の昼近くまで至福の時を過ごしたのだった。
シャワーを浴びて外に出だしたのは
12時を回った頃で。
本当は朝から出かける予定だったんだけど。
しかも、祐一が
お昼はお家ごはんが良いなんて言うから
材料だけ買って帰ってきてすぐさまキッチンへ。
手料理を振る舞うのもしばらくお預けだし、
今日はクリスマスだしと思って
最初は特別メニューにしようとしたんだけど、
祐一が普通のご飯が良いなんて言うの。
何で？って聞いたら
クリスマスも特別だけど
何気ない休日のご飯だって
僕たちには貴重だから、だって。
ま、私は祐一が喜ぶならいいけど。
…で、そう言ってたのに、
何故か連れてこられたのはテーマパーク。
前に荒木くんと遊園地に行ったことを知って
どうしても行きたかったみたい。
可愛いよね。
クルージングとか夜景の見えるディナーとか
そういう堅苦しいのじゃない
過ごし方がしたいんだって。
続く (更新停止中)
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マリイ - 編集長との小説も書いて欲しいです (2019年10月11日 23時) (携帯から) (
レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - サバイバルウェディングの編集長好き個人的に(伊勢谷が好きなだけ←) (2019年10月3日 12時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
こちいこ(プロフ) - ベジタリアン系女子さん» ベジタリアン系女子様 コメントありがとうございます！嬉しいお言葉、励みになります♪苦行みたいになってますが、なんとか完結出来るように頑張ります！ (2019年8月29日 6時) (レス) id: 0b60cb1e95 (このIDを非表示/違反報告)
ベジタリアン系女子 - 一気読みしちゃいました！展開が楽しみです！これからも頑張ってください！陰ながら応援してます (*^^*) (2019年8月26日 17時) (レス) id: 30d23c8fcb (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - コメントのお返事ありがとうございます！！！更新楽しみに待ってます♪！ (2019年8月15日 12時) (レス) id: 846374649b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こちいこ | 作成日時：2019年8月7日 13時
