スライムと竜と混合成獣 ページ7
さ迷い続けてどれくらいたったかな？
太陽がないから時間の感覚がよく分からない。
時々魔物に遭遇したんだけど、何かする前に蛇がやっつけちゃった………。
あっ、って思ったときには蛇が魔物に噛みついてるんだもん。私が手出しするタイミングがなかった！
と言うか、蛇ちゃん伸縮自在で頭の大きさすら変えることが出来るんだね…………すごい。
そうして更に時間の経過と共に奥へと進んでいくと、竜と小さなプルプルした何かを見つけた。
なんだろう？あれ。
《解。スライムです》
あ、そうなの？
スライムと竜………なんともシュールだなぁ。
(聞こえるか？小さき者達よ)
その時、直接脳に響くように声が聞こえた。
なに？テレパシー？
え？それと、達？あのスライムさん以外に小さき者っていないよね？
(おい！聞こえているのだろう？)
心なしか、竜さんの視線がこっちにも来ている気がする………私は言われるがままに歩み寄った。
すると、
(ほ、ほほぅ。我の事をハゲ呼ばわりするか………いい度胸ではないか！久方振りの客人だと思って下手に出てやったが、どうやら死にたいらしいな！)
と、突然言うもんだから、内心慌てた。
え、ハゲ？私そんなこと言ってませんよ！？
《今のはマスターに向けてではなく、スライムに向けて放たれた言葉だと推測します》
えいちゃんの意見を聞いて、スライムを見てみると、確かに慌ててるようだった。
何だかんだでスライムさんと竜さんはお互い打ち解けたようで、断片的だけど、会話からして目も見えていなかったらしいスライムさんに竜さんが魔力感知を使えるようにアドバイスとかして手伝ったことで、やっとまともに会話が出来るようになった。
スライムさん、竜さん見た瞬間にめっちゃプルプルしてたけど………。
なんか見ていると可哀想になったから、スライムさんを抱えて体育座りした。
『初めまして。スライムさん。私、Aって言うの。よろしくね』
スライムさんはぷるぷると震えているだけだけど、何故か嬉しそうにしているように見えた。
(で、これからお前たちはどうするつもりなのだ？)
『私は別に………強いて言うなら冒険したい、ですかね？』
スライムさんもぷるぷると震えている。………返事してるのかな。
この竜さん………暴風竜ヴェルドラさんなんだけど、どうやらさみしがり屋みたい。
そういう人(竜？)って放置できないし、私はスライムさんと一緒にヴェルドラさんの話を聞き始めた。
(文字数…)
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虚白 - オ モ シ ロ イ‼️ (2022年2月11日 17時) (
レス) @page3 id: 66fd9d0c2f (このIDを非表示/違反報告)
黒（noir） - 飛鳥さん» ありがとぉ！嬉しいです！これからも頑張って書きます！(^o^ゞ (2019年5月12日 20時) (レス) id: db96c10a8f (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥 - とても読みやすく面白いです！ これからも頑張ってください！(*^ω^*) (2019年5月12日 17時) (レス) id: 6873657524 (このIDを非表示/違反報告)
黒（noir） - トド丸さん» うわぁぁぁぁ！ありがとうございますぅっ！多少ばらつきがありますけど更新頑張りまぁぁぁっす！!щ(゜▽゜щ) (2019年5月12日 16時) (レス) id: db96c10a8f (このIDを非表示/違反報告)
トド丸 - やべぇ、こりゃ天才だぜ。文章書くの上手いですし、続き楽しみにしてます！！頑張ってください！ (2019年5月12日 16時) (レス) id: 4ca7dc8e23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒（noir） x他2人 | 作成日時：2019年5月9日 19時
