衣食住の衣と住の問題。 ページ30
ルールの次は役割分担を。
警備担当と狩猟担当と村の整備担当と……後は村を纏める人が一人！
「………リグルド」
「はっ！」
だよね！
やっぱり、村を治めるなら、リグルドさんが適任だと思う！
「君をゴブリン・ロードに任命する。村を上手く治めるように」
「ははぁーーーっ！身命を睹してその任、引き受けさせて頂きます！」
私達は相談した結果、『君臨すれども統治せず』これを提唱することに決めた。
つまりは、リムルいわく口だけ番長だってこと！
理由は、私達が指示しないと何もできないのは困るし、いずれ人間の国にも行ってみたい。ということらしかった。
……という理由もあって、丸投げした訳だけど……。
衣、食、住の内、食は良い。狩猟班は良くやってくれるから、食料は極めて豊富。問題は衣と住。
今、私とリムルの目の前に、家が立て直してあった。
だけど、建築に詳しくない私の目から見ても、大分組み立てが悪いことはわかる。
「家とは呼べないな」
そのリムルの言葉に、リグルドさんが申し訳なさそうな顔をする。
〔やっぱり、技術者を探した方が良いんじゃないかな……〕
(そうだよな〜…)
「リグルド。どこか、技術者との繋がりはないか？」
リムルの質問にリグルドさんがあっ、と反応する。
お、この反応はもしかして、脈ありですか！？
「それなら今まで何度か取引した事がある者達がいます。器用な者達なので家の作り方も存じておるやもしれませぬ！」
おぉ！
『その取引相手は、何ていう人達なの？』
私は期待の眼差しでリグルドさんを見つめる。
「ドワーフ族です」
おぉー！ゲームの鍛冶職人の代表者、あのドワーフ族さん！？
何でもここから徒歩で二ヶ月程の距離にドワーフの王国があるらしい。それに、今はランガ達もいるから、もっと早く着ける筈だと。
「じゃあ、俺が直接交渉しに行くよ。リグルド。準備は任せても良いか？」
「ははっ！昼までには全ての用意を整えましょうぞ！」
そう言ってリグルドさんは準備に取りかかるために走って行った。
『ねぇリムル！私も行きたい！』
伏せているランガちゃんの下にいたリムルにかけよって、私は昔お父さんにお願いした見たいにお願いした。
「A……悪いが、お前はこの村に残っててくれるか？」
『えっ、何で……？』
「万が一の時のために、Aにはここにいて欲しいんだ。だから、頼めるか？」
あ、あの怖がりなリムルが……一人で？
『……わかったよ！リムル！』
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虚白 - オ モ シ ロ イ‼️ (2022年2月11日 17時) (
レス) @page3 id: 66fd9d0c2f (このIDを非表示/違反報告)
黒（noir） - 飛鳥さん» ありがとぉ！嬉しいです！これからも頑張って書きます！(^o^ゞ (2019年5月12日 20時) (レス) id: db96c10a8f (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥 - とても読みやすく面白いです！ これからも頑張ってください！(*^ω^*) (2019年5月12日 17時) (レス) id: 6873657524 (このIDを非表示/違反報告)
黒（noir） - トド丸さん» うわぁぁぁぁ！ありがとうございますぅっ！多少ばらつきがありますけど更新頑張りまぁぁぁっす！!щ(゜▽゜щ) (2019年5月12日 16時) (レス) id: db96c10a8f (このIDを非表示/違反報告)
トド丸 - やべぇ、こりゃ天才だぜ。文章書くの上手いですし、続き楽しみにしてます！！頑張ってください！ (2019年5月12日 16時) (レス) id: 4ca7dc8e23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒（noir） x他2人 | 作成日時：2019年5月9日 19時
