刀剣男子との邂逅 ページ7
屋敷の一部を吹き飛ばした破天荒な大佐に翡翠は顔を青ざめ霖の元へ走る
「大佐、ここは気をつけてと…って何してるんですか？！」
「見てわからないのか？
力の差もわからずに斬りかかってきた若輩者にお仕置きだ」
傷だらけの子供に馬乗りになり腕を捻り上げる大佐
「と、とりあえず離してあげてください！
ボロボロな刀剣男子をさらに傷つけるつもりですか？」
翡翠が短刀を拾い上げ大佐を見る
「この童が刀剣男子？傷つける？何を馬鹿げた事を…
斬りかかる者はそれ相応の覚悟を決めているだろ
殺される覚悟を
だいたい、この小僧はボロボロな鈍状態で斬りかかってきた
こんな鉄屑同然な刀では人1人斬れないと言うのに
だからお仕置きだ
なに、傷はつけない
ほんの謝罪を口にするまで腕を捻り上げるだけだ
折りはしない、さぁ小童？
名乗り、謝罪し、願いを吐き出せ
俺が…大日本帝国陸軍大佐霖がその願い叶えてやろう」
「……ッ、薬研藤四郎だ…ごめんなさい！」
「ん、いい子だ」
霖が腕を離し薬研を立たせる
「……頼む！」
「何をだ？」
薬研がうつむき霖の手を握る
「兄弟を…皆を…たすけ…て！」
霖が涙を流す薬研の頭を撫で抱き締める
「よく頑張ったな…
任せろ、この俺がお前達を助けよう
この旗に誓ってな」
腕に縫い付けられた帝国の旭日旗
「…この旗って」
「旭日旗、俺たち帝国陸軍の誇りと信念の象徴だ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 86人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
大日戦(プロフ) - こちらのコメントに一か月以内に返答がいただけない場合、著作権法に基づいて違反報告も念頭に置いています。早急な返答をお待ちしています。 (2019年8月22日 20時) (
レス) id: c2de18787e (このIDを非表示/違反報告)
大日戦(プロフ) - こちらの作品、私が3年前から書いてる帝国陸軍騎兵大尉が審神者の小説と台詞内容やストーリー展開、設定が酷似しているんですが、私の作品を模倣されたんですか？それとも作者様ご自身が一から、独自に調べて考えたのです？どちらにせよご意見を聞かせ願いたい。 (2019年8月22日 17時) (レス) id: c2de18787e (このIDを非表示/違反報告)
愛羅(プロフ) - 面白かったです！続き楽しみに待ってます！更新頑張ってください！ (2019年5月8日 21時) (レス) id: 83407bc1eb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：朔夜 | 作成日時：2019年3月19日 22時
