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「主君!!」
たどり着いた厨
あの爆発音、厨は何処からか爆撃されたのかと思うほど穴だらけ、壁は真っ黒に焼け焦げ調理器具は跡形もない
「…おや?何か手順を間違ったか?」
まるで何事も無かったかのように包丁と野菜を持つ霖
「えっと…何があったのかな?爆発物なんて置いてないはずなんだけど…「火を使いたくてな、ガスの元栓を開けて火をつけたのだが?」…?!」
けろっと言いのけた霖に光忠は唖然とした
火を使いたくてガスの元栓を開けるのはわかる
分かるのだが…
「何で、何でガスの元栓に直接火を持っていくの?!というか何で管取ったの?!」
ガスを通す管が取り外され爆発で炭と化している
「落ち着け光坊!怪我はないのか主?」
「平気だが?」
首を傾げ応える霖
「おいおい、いくらなんでもこの爆発で無傷なんて大将本当に人間か?」
笑いながら体を見回す薬研
「…?俺一応軍人だぞ!火ぐらいで…「手遅れだったか」…翡翠?」
爆破された厨を見回し溜息をつく翡翠
「あー、大佐はとりあえず服着替えましょう?無傷でも汚れた軍服なんて着てたらみっともないし、旭日旗…汚れますよ?」
「……ッ?!」
翡翠の一言で霖は立ち上がり厨を出て行く
「はぁ、とりあえず薬研様…霖大佐についてもらえますか?
着替える気は起こしたけどおそらく着流の着方なんて覚えてないだろうし」
黒焦げになった鍋を持ち苦笑いする翡翠に薬研は眉をよせる
「いくら翡翠の旦那でも大将の侮辱は…「侮辱じゃなくて本当の事だから、言うのが遅くなって申し訳無いけど…大佐は1人じゃ生きていけない
炊事洗濯はもちろんの事自分の身の回りは何もできない人間なんです」…マジか?」
うなずく翡翠に薬研は俯き走り出した

3→←大佐と食事



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大日戦(プロフ) - こちらのコメントに一か月以内に返答がいただけない場合、著作権法に基づいて違反報告も念頭に置いています。早急な返答をお待ちしています。 (2019年8月22日 20時) (レス) id: c2de18787e (このIDを非表示/違反報告)
大日戦(プロフ) - こちらの作品、私が3年前から書いてる帝国陸軍騎兵大尉が審神者の小説と台詞内容やストーリー展開、設定が酷似しているんですが、私の作品を模倣されたんですか?それとも作者様ご自身が一から、独自に調べて考えたのです?どちらにせよご意見を聞かせ願いたい。 (2019年8月22日 17時) (レス) id: c2de18787e (このIDを非表示/違反報告)
愛羅(プロフ) - 面白かったです!続き楽しみに待ってます!更新頑張ってください! (2019年5月8日 21時) (レス) id: 83407bc1eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朔夜 | 作成日時:2019年3月19日 22時

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