恋愛小説のルール (ページ28)

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27 ちょちょいのちょい（10/20更新）ページ28

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途中までは楽しく飲んでたはずなのに

どこからかなぁ？
なんだか雲行きが怪しくなってきたのは

じゃない方の人と華が喧嘩をし出して

いや、最初は仲良くじゃれあってるって感じだったのに、お酒が入ってるせいなのか

それが、いつの間にか
どんどんエスカレートしてった

私は、なんとか2人を取り持とうと必死だったんだけど、二宮さんは

「ほっとけばいんじゃない？」

「でも、」

「こういうのは当人同士の問題だからね。
周りがどうこうっても、どうにもなんないでしょ。」

「はぁ、まぁ、」
そりゃ、ごもっともなんだけど

「それよりさ？
煩いから場所変えない？」

急に小声で耳元に囁かれる

「へ？」

言われてる意味がイマイチ理解出来ないでいると

「、それ、」
視線の先には私のスマホ

「これ？」

持ち上げた私の手から
最も簡単にスマホを抜き取ると、なにやら操作してる

「よろしくね？」ってもう1度私の耳元で囁くと

「じゃ、お先に。」

喧嘩してる2人に軽く手を上げて部屋を出てった