兄の仇なんて。 (ページ20)

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五年生勢揃いページ20

行かなくちゃ…あっでも、

黒木「僕達の事はお気になさらず！！」

おぉ、しっかりしてるな庄左ヱ門くん…！

「ありがとう、また後で話そうね」ﾆｺｯ

『はい！！』

そして私は庄左ヱ門の頭を撫で、五人の方へ駆けた

「お待たせ。えっと、こちらの三人は…」

やっぱ見た事ない顔だ。

というか…二人同じ顔…

＿＿＿＿＿＿ふと化粧の香り…右の人が変装とかかな？

竹谷「俺は五年ろ組の竹谷八左ヱ門だ！！宜しくな、Aっ」ﾆｶｯ

この人も愛想良さそう…五年生っていい人ばっかだな。

「宜しく！八左ヱ門、で…良いよね？」

竹谷「！…おっ、おう！何とでも呼んでくれ！！」

尾浜(…八左ヱ門いま照れたな？)ﾆﾔﾆﾔ←最初照れてた人

不破「僕は同じくろ組の不破雷蔵だよ！宜しくねA！」ﾆｺｯ

うわ、苗字通りフワフワしてる！可愛い…

「宜しく、雷蔵！」

不破「うん！(…ほら、三郎も挨拶しなよ！」ｺｿｯ

聞こえてるんだけど…苦笑

あっ、三郎(・・)って…

？「…」ｼﾞﾄｰｰｰｰ

なんかめちゃくちゃ見られてる…？

「あの、鉢屋三郎…くん、だよね？」

鉢屋「…何故知っている？」

何か見透かされそうな目で見られる。

うっ、えっなんて言えばいいの…

＂先輩がイタズラ好きな困った奴って言ってたー＂なんて言えないんだけど。

「立花先輩が…教えて下さったの！」汗

鉢屋「…そうか。」

久々知「三郎、どうしたの？Aの事をそんな怪訝な目で見て…」

鉢屋「いや…

＿＿＿＿＿＿なんでもない。」

尾浜「？なんでもない事ないだろう？三郎がそんな警戒するなんて」

うぅっ、さっきから敵意向けられてんのか分かんないけど…警戒されてるとか何かちょっと悲しい。

鉢屋「…」

不破「…三郎、本当どうしたの」

鉢屋「…A」

ﾋﾞｸｯ

「っはい！？」

沈黙からのいきなり名前呼びはビビります三郎さん！！

鉢屋「お前さ。

・

＿＿＿＿＿＿誰かに似てないか…？」

あ、この人勘鋭い人だ。