【テニプリ】U-17の病弱少女

☆第7話★ ページ9

みんなに軽く施設を紹介し、部屋へ案内する

A「ここが、比嘉中5人の部屋ね」

知念「ほう」

甲斐「隣の奥の部屋は？」

A「私の部屋だよ」

木手「それは安心ですね」

荷物を置かせていると、後ろから肩を叩かれた

A「あ、修二にぃ」

種ヶ島「遅いから迎えに来たで」

A「そんなに時間かかってないけど？」

種ヶ島「まあ、俺が待ちきれんかっただけや☆」

A「もう…」

そう話していると、みんな部屋からぞくぞくと出てくる

A「じゃあ、あとは各自コートに戻ってね。あ、ラケットはいらないよ」

遠山「なんや、テニスせぇへんの？」

A「柘植コーチの指示だから」

みんなはしぶしぶラケットを置いて外へ向かった

が、比嘉中5人は動かない

A「どうしたの？」

平古場「いや、そいつ誰？」

私の肩に腕を回してる修二にぃに視線を向ける

A「あー、今日の練習相手」

種ヶ島「高校3年、種ヶ島修二や。よろしゅうな♪」

にぃにぃの表情が曇った

平古場「あの、わんの妹に気安く触ら((」

種ヶ島「Aの兄ちゃんか！ん〜あんまり似てへんな？」

A「だから前から言ってるじゃん」

種ヶ島「そうやったそうやったw」

5人は顔を見合わせる

種ヶ島「あ、俺らの関係気になるかもしれんけど、早ぅ行かんとメニュー追加されるで」

木手「…そうですね。A、あとでお話しましょう」

A「うん？」

みんなの背中を見送ると、修二にぃが私の頭に手を乗せた

種ヶ島「比嘉中の奴ら、過保護なん？」

A「え、どうだろう…？」

種ヶ島「ま、姫ちゃん鈍感過ぎるから、心配になるのも無理ないか」

A「鈍感じゃない」

種ヶ島「はいはいw」

A「あー、またからかってんでしょ？」

種ヶ島「さあ？」

いたずらっぽく笑い、手を繋ぐ

種ヶ島「さて、俺らもそろそろ行こうや」

A「！うん」


室内コートに移動

それぞれ軽く準備運動をして位置に着いた

種ヶ島「そういや、今日は何時間なん？」

A「3時間」

種ヶ島「はいよ」

私は身体が弱いから、その日の体調等によって、運動できる時間が制限されてる

多くても4時間
もちろん、全くできない日もあるんだけどね

種ヶ島「まずはラリーしよか」

A「はーい」

だから私にとって、テニスをしてる時間は貴重でかけのないもの

特に、ちゃんとした試合なんて滅多にできないから…

種ヶ島「今日も絶好調やな♪」

いつだって本気。手加減なんてしない。

★第8話☆→←★第6話☆

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

シューズ

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す