10 ページ10
あ
チョンジョングクは果たして本当に私のことが好きなのか。
あ
その問いを悶々と一日中考え続ける。
そのせいで、授業は通常どおり集中できないし。
みんなの話も全然頭に入ってこないし。
生まれてこのかた、一生懸命なにかについて考えるなんてしたことないから、
だんだん頭が痛くなってきた。
だめだ、こんな時は気晴らしに行かないといけない。
私たちの気晴らしと言えばなにか。
そう、あれだ。
あ
｢カラオケに行こう！！！！｣
SA｢うるさ｣
あ
大声を出したら迷惑そうな顔された。
なんで？もう放課後だよ？(そういう問題じゃない)
えー、なんて口々に言い出すいつメンだけど。
うふふ、私知ってますよ。
皆さん、カラオケが大好きなことを。
満更でもない顔で、しゃーないAのために行くか、と言うヒョヌに。
そうこなくちゃ！と飛びついた。
それを、誰かに首根っこを掴まれて剥がされる。
え、なに。
あ
JK｢ねぇ｣
あ
びくぅぅ。
この声は…！
後ろを向くいつメンの表情を見て、予想が確信に変わる。
恐る恐る振り返った。
あ
｢げ｣
あ
無意識に口から出た私の声に、眉間にシワを寄せる目の前のチョンジョングク。
慌てて自分の口を押さえた。
おっと、つい出たんだよ。
悪気はなかった。
わかって。
あ
｢な、なんの御用でしょうか｣
あ
つい、ビクビクとしながら聞くと、
こてん、と首を傾げて平然とした顔で返ってきた答え。
あ
あ
JK｢用もなにも、あんたは俺と帰るでしょ？｣
｢はい？｣
あ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4651人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
やんこち - ぐぅたんならメンヘラでも許せてしまう…素敵なお話をありがとうございますｯｯｯ (8月14日 23時) (
レス) @page46 id: 53e7ed5961 (このIDを非表示/違反報告)
おけ(プロフ) - 面白くて一気に読んじゃいました！！なんでか私までドキドキしちゃいました！ありがとうございます！続編出たら読みたいです！ (2022年3月17日 21時) (レス) @page46 id: a8986157d1 (このIDを非表示/違反報告)
らあみ - ほんとに面白くて大好きです！！ふと急に読みたくなって、探しちゃいます(/// ^///)また、ジョングクのメンヘラ書いて欲しいです！！！ (2021年5月24日 21時) (レス) id: 292f132898 (このIDを非表示/違反報告)
てむてぐ(プロフ) - マナさん» 以前もコメントしてくださったんですね、ありがとうございます！(；；)調べてみたら、コメが多いと投稿の古い順にコメントが勝手に消えちゃうみたいでたぶんそれでかと…。全コメント保存できたらいいのに…(><)せっかくコメントくださったのに申し訳ないです…。 (2020年11月14日 1時) (レス) id: 81e8a7359b (このIDを非表示/違反報告)
(名前)あねら(プロフ) - こんばんは！続きが気になります(^-^)v よかったらパスワード教えてください！！ (2020年11月13日 23時) (レス) id: 83ec8b03b3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：てむてぐ
| 作成日時：2020年4月10日 23時
