泉鏡花 リクエスト ページ28
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私の後ろにいつもくっついて歩くA
人見知りで、内気で、不器用な私の妹
いつも、私の言葉に肯定しかしなかったなのに無人航空機の通信機から聞こえたAの声は何時もよりも大きくて、立派だった
「お姉ちゃん!」
「A…」
「何処にも行っちゃやだよ!
私、強くなってお姉ちゃんを守るから!」
Aには、異能力が無い
だから、お母さんは私に言った
『妹を守りなさい、鏡花』
お母さん、私はきっと、Aと明るい場所で生きるから
心配しないで
「ありがとう____ごめんなさい」
私を助け出してくれた、高潔な彼の声も、可愛い妹の声も、全部に耳を塞いで
私は_____
ーーー
Aside
そんな、嫌、嫌
「嫌!!お姉ちゃん!!」
空を飛ぶ白い鯨と小型の飛行機が海に落ち、白い水飛沫を上げて沈んで行った
「お姉ちゃんっ!お姉ちゃん!!」
声を枯らすまで叫んだ、お姉ちゃんを助けようと海に飛ぼうとする私を太宰さんが押さえつける
「おね…ちゃん…!やだ…いやっ…!はなして!」
いつも、お姉ちゃんの後を追いかけるしか出来なかった
いつも、お姉ちゃんが助けてくれた
いつも、お姉ちゃんが守ってくれた
「私はまだ、何もお返しできてないの!!」
涙で濡れた地面を見つめ、掌に爪が食い込むくらい握り締めた
「っう…おね、ちゃん…!」
俯く私の頭を大きな手が撫でた
ハッと顔を上げると社長が立っていた
「社長の異能は、異能力の出力を調整する異能」
太宰さんの目線の先には、びしょ濡れのお姉ちゃんがいた
呆気に取られる私を他所に敦さんは、お姉ちゃんに駆け寄りお姉ちゃんを抱き締めた
「お姉ちゃん!!」
「A、!」
私もお姉ちゃんに駆け寄り、強くお姉ちゃんを抱き締めた
お姉ちゃんは照れながらも優しく笑ってくれた
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月兎 tukito(プロフ) - わかりました!!ドストさんのほう、よろしくお願いします。 (2017年12月26日 10時) (レス) id: b86fecc4b3 (このIDを非表示/違反報告)
リミ(プロフ) - あもるさん» リクエストありがとうございます!こちらのリクエストは続編の方へ書かせていただきますね! (2017年12月26日 8時) (レス) id: 87e2648717 (このIDを非表示/違反報告)
あもる(プロフ) - 谷崎兄妹=谷崎くん+ナオミちゃんのです! (2017年12月26日 2時) (レス) id: 9a9106561e (このIDを非表示/違反報告)
あもる(プロフ) - 最高です!リクエストなのですが、、谷崎兄妹の続きを見たいです!!と、姉さんに搦愛される妹ちゃんも....!!多くてすみません! (2017年12月26日 2時) (レス) id: 9a9106561e (このIDを非表示/違反報告)
リミ(プロフ) - 月兎 tukitoさん» リクエストありがとうございます!申し訳ありませんが私は外伝を持っていないので綾辻さんは難しいです!ごめんなさい!ドストさんは了解しました!! (2017年12月26日 0時) (レス) id: 87e2648717 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リミ x他2人 | 作成日時:2016年11月27日 20時