#１ 折寺中まで。 ページ3
朝起きると、外は暗く、まだ日が出ていないようだ。
Aは、だるい体を起こし、階段を降りてリビングへと向かう。
階段を下りて、リビングに着くと机の上にメモが置いてあった。
ああ、またお義母さんはいないのか．．．
そのメモを手に取り、Aは思った。
折りたたまれたメモを開くと、そこにはAの思った通りの内容が書いてあった。
『今朝から明日の夜まで留守にします。
ご飯は自分でどうにかしてください。 母。』
やっぱりな、とAは思った。
手に取ったメモを、机の上に戻す。
ふと時計を見ると、今は朝の五時だ。
早く準備しなきゃ、とAは洗面所に向かった。
蛇口を捻り、冷たい水で顔を洗う。
洗った顔をタオルで拭き、顔を上げる。
そこには、鏡に映ったAの姿があった。
濃い桜色の髪、紫色の瞳。髪には寝癖がついてはねている。
．．．いつもの自分じゃ、ない気がする．．．。
鏡に映った自分の姿に多少の違和感を覚えながら、Aはリビングに戻った。
リビングに戻って、制服に着替えて、トーストを食べる。
一人で食べる朝食は、Aにとっては当たり前のことだった。
トーストを食べ終えて、最終確認のためにもう一度洗面所に向かう。
鏡を見て、寝癖がないか、おかしいところはないか確認する。
ツインテールに結ばれた髪、セーラー服の制服、胸元の真っ赤なリボン。
頭の上でぴこんとはねた、くせ毛。
いつもの朝と、特に変わりなかった。
そして自分の部屋で準備を終えて、リビングに戻る。
カバンの中身を確認し、忘れ物がないか確認する。
．．．うん、忘れ物はない。
よし、それじゃあ行こう．．．と思ったところで、Aはふと思い出した。
あ、二人にメールしなきゃ。
急いで部屋に戻り、机の上の携帯を手に取る。
『今、家を出るところだよ〜』
そう送って、Aは階段を急いで降りて玄関に行く。
そして、準備しておいたカバンを持って、家から出る。
これから、折寺中に向かうのだ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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- 全体運: ★★★☆☆
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英理＠占ツク布教民 - Tatuya49さん» たぶん下の方の「主人公」の枠で変換できるようになった．．．とはおもうのですが．．．。ご指摘ありがとうございます！ (2020年1月13日 16時) (
レス) id: f895811442 (このIDを非表示/違反報告)
Tatuya49(プロフ) - 英理の状態になっているため。英理の部分を(名前)という状態で書いてみてはどうですか。それで多分設定可能です。 (2020年1月12日 21時) (レス) id: 857ecaee1b (このIDを非表示/違反報告)
英理＠占ツク布教民 - over the rainさん» 本当ですね！？ご指摘ありがとうございます！！コメントもとても励みになります！ありがとうございます！ (2020年1月12日 12時) (レス) id: f895811442 (このIDを非表示/違反報告)
over the rain - 下記では、文失礼しました。 (2020年1月12日 10時) (レス) id: a4bab14be1 (このIDを非表示/違反報告)
over the rain - 初めまして！読んでみてとっても面白かったです！続きが楽しみです！あと、勘違いだったら申し訳ありません。名前変換の設定が、出来てない感じなのですが…名前の設定をしても、保存時に変換？みたいなところを入れないと変えられないとで、多分それだと思います。 (2020年1月12日 10時) (レス) id: a4bab14be1 (このIDを非表示/違反報告)
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