9話 ページ9
櫻井「涼宮、荷物まとめた？」
貴方「はい。」
櫻井「じゃあ、行こう。デスクはさすがにここから持ってくわけにはいかないから、別のものを社長室に用意してあるから。」
貴方「わかりました。」
＠社長室
貴方、櫻井「失礼いたします。」
二宮「お、来た来た。デスクはそこね。」
貴方「はい。」
なんかグレードアップした？
こんないい椅子だったっけ？
まあ、いっか。
仕事できちんと貢献しよう。
あ、そうだ。
貴方「社長、少し予定を組みなおしてみました。平均２時間ぐらい早く帰れるように変更できそうですが、いかがいたしましょうか。」
二宮「まじで？、、、ほんとだ。これなら間に合うな。」
間に合う？
貴方「あの、用事がある日は教えていただければ可能な限りで３時にあがれるようにしますが。」
二宮「え？あ、違う違う。ゲームの大会があるんだよ。今までは18時の会には出られなかったんだけど、これからは出られるなと思ってさ。」
そういうことか。
確かに社長の趣味がゲームだって聞いたことあるかも。
貴方「とりあえず、この予定で行きますか？」
二宮「うん。よろしく。あ、これさ修正してくれる？」
貴方「はい。」
資料の修正か。
前ついてた秘書はミスが多い子だったからな。
ーーーーーー
貴方「終わりました。あ、あと、これなんですけど、この速度で作業、取引だと遅すぎます。一部外部発注の方が安全かと。もし、外部発注が無理なら、人材補充するべきかと。」
二宮「ああ、これ甘いよな。うちのプログラマーだと間に合わないから俺もやる。それなら間に合うだろ。」
確かに社長は優秀なプログラマーだけど、、
貴方「確かに間に合うかもしれませんが、ご自分のお忙しさをわかってらっしゃいますか？今週は社長クラスとのミーティングが多くセッティングされてます。」
二宮「そうかもしれないけど、どうにかするしかないだろ。」
松本「あのー、お取込み中ごめん。」
え？あ。
貴方「松本課長。」
松本「涼宮さん、久しぶり。」
貴方「お久しぶりです。」
この人は企画部の松本課長。
この間話したこの会社の立ち上げメンバーの残り二人のうちの一人だ。
自由な発想と優れた企画力からメディアに注目されることも多い。
松本「珍しいね。」
二宮「何が？」
松本「社長が秘書と仕事の話してるのがさ。まあ、涼宮さんはそういう人じゃないか。」
二宮「まあそうだな。」
今までの秘書、何してたんだろ。
仕事の話しなかったって、、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 91人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りりか | 作成日時：2020年6月16日 14時
