41話 ページ41
(prrrr)
ん？お母さん？
貴方「ちょっとすみません。母から電話が。」
二宮「うん。出ていいよ。」
貴方「もしもし。」
母「あ、A。久しぶり。元気にしてる？」
貴方「うん。」
急にどうしたんだろ。
母「今週末、実家に帰ってきてくれる？ちょっと話があるのよ。」
貴方「うん。わかった。」
母「じゃあ、そういうことだからよろしくね。8時には着くように来るのよ。」
8時？まあ、早起きは苦手じゃないし、いっか。
貴方「うん。」
母「じゃあ、切るわね。よろしくねー。」
切れちゃった。なんだろう話って。
二宮「どうしたの？」
貴方「母が話があるから、実家に来なさいって言ってるので、今週末実家に帰ろうと思います。一応東京にあるので、緊急時でもすぐに行けると思います。なにかあったら呼んでください。」
二宮「まあ、俺も今週末は仕事しないけどね。そろそろ遅いし、寝るか。Aの部屋はそこの突き当り右の部屋だから。俺はその正面の部屋にいるから何かあったら呼んで。」
貴方「はい。おやすみなさい。」
二宮「ん。おやすみ。」
＠寝室
ここが来客用の部屋かー。
結構片付いてるんだな。
ベッドもきれいだし、家政婦さんとか雇ってるのかな？
まあいっか。
眠くなってきたし、寝ちゃおう。
おやすみなさい。
ー次の日の朝ー
んー。よく眠れたー！
いいベッド使ってるのかな？
よし。お世話になったし、朝ごはん作ろう。
昨日冷蔵庫見たら、確かに材料は少なかったけど、ウィンナーとか、卵とかはあったから簡単なものならつくれそう。
ーーーーーーーーー
二宮「おはよ。ん？何してんの？」
貴方「お世話になったので、朝ごはんをと思いまして。」
二宮「まじで？うまそう。じゃあ、たべよっか。」
貴方「はい。」
二宮「いただきます。」
どうかな？気に入ってくれるかな？
二宮「うん。うまい。Aも食べな。」
貴方「はい。いただきます。」
二宮「あ、ごめん。ニュースつけていい？」
貴方「はい。」
ゲームするからなのかな？
テレビが大きい！
アナウンサー「速報です。東京地検特捜部が大手企業であるmine社に強制捜査を始めました。公正取引法違反や、詐欺関連のアプリを作っていた容疑があるとのことです。」
貴方、二宮「あ。」
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作者名：りりか | 作成日時：2020年6月16日 14時
